(1)はじめに
移動運用時にアンテナを支持するのに、山頂のテーブルを利用
出来ない場合は写真用三脚を使用しますが、 大体は山頂の
テーブルの天板(厚さ10cm程度)にクランプを利用して
マストを建て、アンテナを取り付けます。
この頃はF型クランプを利用していますが、
先日DIYでクイッククランプを見付けて衝動買い。
早速、マストを受ける「受けパイプ」を取り付けました。

下の写真の「写真用三脚の(一本の)脚」は、壊れた三脚の脚の
1本を利用した3段伸縮の「マスト」。マスト右端には鉄パイプを
取り付けクランプの「受けパイプ」に挿入/支持。(回転可能です)
マストの左端(実際にはマストは垂直に建つので上端です)には
壊れた三脚の雲台を取り付けています
![b く]](https://blog-imgs-131.fc2.com/7/m/2/7m2mzo/20190907090941c3d.jpg)
マスト左端(上端)の雲台のねじで、アンテナ支持パイプを取り付け。

アンテナ取付パイプは全長74cmのφ6ステンレスパイプで、
移動用ザックに収納出来る様に2分割しています。連結後の
アンテナ支持パイプの両端にアンテナを取付けるためのミニステー
金具(切欠き及びφ3黄銅パイプを取付け)を固定(半田付け)。
中央に雲台ねじに合う1/4Wのナットを、六角形の穴をあけた
鉄板で取り付け(半田付け)。

クイッククランプを自宅の作業テーブルに取り付けた状態です。
締め付けレバーを握ってテーブルに固定し、解除ボタンで外す。

(2)はてさて
(a)クイッククランプの内部を開けて見ました。テーブルへの締め付け、
固定の理屈は、F型クランプと同じく、大昔の囲炉裏の「自在かぎ」と
同じで、滑り止め(ストッパー)の鉄板の傾きを利用しています。
ストッパーの鉄板はある程度以上の力では滑る様で、締め付け力は
アンテナの支持の目的には差支えはなさそうですが、加工用の治具と
しては不満です。F型クランプの方が締め付け力に安心出来ます。
(b)テーブル等への取り付け取り外しは、クイッククランプの方が
F型クランプにくらべ、楽に行うことが出来ます。
(c)クランプの口開き(対応可能なテーブル天板の津さ)は
F型クランプ13cm。 重量は230g
クイッククランプ18cm 重量は450g
(d)F型クランプは¥100店で購入 ¥200。
クイッククランンプはDIY店で購入 ¥600
尚、DIYのF型クランプは造りが良く、価格は¥1000以上
(3)結論
クイッククランプは、重いのと嵩張る事から、移動運用には
使用せず、自宅でのアンテナ調整に使用する事とします。
年金暮らしのクセに、また余計なモノに出費した。