アマチュア無線局 7M2MZOのブログ

430FMで低山ハイキングを兼ねた移動運用を楽しんでいます。

アンテナ支持具の補助金具

 別に、たいした話ではないのですが
当ブログのカテゴリー「無線関連」の’15.01.30の記事にアンテナ支持具というのがあり、
移動運用時に、アンテナを写真用三脚に支持(固定)するための治具なのですが、


真ん中のが 7エレ八木(’17.01.21の記事)のブームで、M3ローレットねじを有する固定
治具が取り付けられています。このアンテナを「右用」の治具に取り付けると、アンテナの
BNCに接続された同軸ケーブルは三脚の方向に導き出されます。「右勝手」です。
これを「左用」の治具に取り付けると、同軸ケーブルは治具よりも更に左へ導き出されます。
同軸ケーブルを三脚の側に引き出すには、180°回して前後を逆に取り付けねばなりません。
a_20170123205010fe1.jpg
 移動運用の際には「右勝手」と「左勝手」のアンテナを三脚の左右に取り付け、三脚で
2本の同軸ケーブルを纏めて無線機に導きます。例えば、右勝手のアンテナを2本用意した
場合、従来は、「左用」に取り付けた「右勝手」のアンテナ(または、「右用」に「左勝手」)
から、三脚とは逆方向に導かれた同軸ケーブルをアンテナの下をくぐらせて三脚に導いて
いましたが、アンテナと同軸ケーブルとの干渉が気になり、見た目もすっきりしません。
さりとて、2本のアンテナを前後逆に取り付けると運用が面倒です。


2本の「右勝手」(左勝手)のアンテナを、前後は同じ向きで、同軸ケーブルは共に三脚側
に導き出したい。と云うたいした事でも無いのに、説明は無駄に長い事の為の補助金具です。

     その 補助金具は こんなの。
b_20170123205039a92.jpg


 補助金具の使用状態です。アンテナは最初の写真とは上下逆(前後は同じ)に
「左用」に取り付けます。三脚の左右に取り付けたアンテナの前後は同じで、
2本の同軸ケーブルは三脚でまとめて無線機に接続。
c_20170123205125425.jpg

あたいりまえ ですが「右勝手」、「左勝手」同様に使用可能です。


’17.01.22の景信山での移動運用の際には、この補助金具を使用して、共に「左勝手」の
9エレと7エレの八木を三脚に取り付けて運用しました。

スポンサーサイト

PageTop

簡易電界強度計の更新

(1)はじめに
  '16.04.03 いつもの簡易電界強度計の不調に気が付き、代替品を組立てました。
今後は下の写真の右側(フルスケール200μA)が「いつもの簡易電界強度計」です。
電流計の上方に取り付けたプラスチック定規(改)の支持部で、室内壁の「受け」と
着脱可能です。(狭い室内。壁面に常置していて破損した事がありましたので)
a しんきゅう
いつもの簡易電界強度計 距離2m 出力100mWで以下の測定結果で、8エレと
6エレの測定値が妙に近いのが気になりますが、アンテナの出来なのか?、狭い
室内での測定であり、周囲の物品からの影響があるのか?
 
  ダイオードは1SS97を使用し、半波整流。オソマツな空中結線。
b くうちゅうけっせん


(2)それまでの、いきさつは、→(仮)簡易電界強度計
 (旧)簡易電界強度計はフルスケール200μAの電流計に「大昔に購入した1N60」を
 2本、倍電圧清流回路で接続したもので、1N60の劣化が原因?で、の指示値が
 以前の1/2程度に低下しました。
c 簡易電界強度計
 劣化1N60を、急ぎ購入した1N60(劣化品と同じゲルマニュームダイオード)及び
1K60と交換しましたが、あれまあ、劣化した1N60よりも感度が小さく、電流計を
フルスケール100μAに交換しましたが、指針の振れが小さくて読みとりにくい。

 追加購入の、1N60(ショットキーバリアダイオード)及び1SS106、1SS108は、
感度が良すぎて、フルスケール500μAの電流計でもスケールオーバーします。

 新たにフルスケール1.0mA(1000μA)の電流計を発注。11日後に着荷しました。
(仮)簡易電界強度計の回路は半波整流として、追加購入した1SS97、1SS99も併せて
8エレLFA八木で、距離2m、出力100mWでのテスト測定は、下表の結果でした。
d だいおど
指針の振れの大きさからは1N60(ショットキーバリアダイオード)が適当です。が、
フルスケール1.0mAの電流計のパネル寸法は64*55mm。(旧)簡易電界強度計の
200μA電流計は、97*78mmです。「近眼+老眼」には見えにくい感じです。

  そんな事で、結論は、
「ダイオードは1SS97。半波整流。電流計は200μAを再利用する。」としました。


(3)蛇足
 (a)回り道の原因は、回路の知識が無く、まるで考えずに事を行った事ですが、
   それでも無反省に平気な顔をしているのが、笑わせるぜ。

 (b)アナログ電流計をネット検索して、種類が多く、安価なアマゾンで購入しました。
   中国製品で、着荷まで10日~15日と記載がありましたが、11日目に着荷。
   運送の状況は「 yanwen で追跡」でしたが、黒キャット便などの「追跡」に較べ
   処理に時間がかかる様で、北京メールセンターから?「Handled by AirlineYanwen」の
   以降は運送状況の更新が無く、着荷の時期の推定は難しいです。 

PageTop

いつもの簡易電界強度計

(1)はじめに
  '15.12.23の記事(7エレ八木)で触れましたが、いつもの簡易電界強度計を破損。
  新たに作りました。200μAの中国製アナログメーターに検波用ダイオード1N60を
  倍電圧整流で接続するものですが、新規購入のダイオード1N60では感度が小さく、
  破損した簡易電界強度計から外した 古い1N60を使用して元とほぼ同じ感度に
  なりました。

  使用した1N60は共にゲルマニュームダイオードですが、購入した店でショット
  キーバリアの1N60もあることを知りました。
  ヒマだったので、200μAのアナログメーター(同じもの)をもうひとつ購入して、
  ダイオードの比較を行いました。

簡易電界強度計の回路は
a 簡易電界強度計
この回路図は、下記のHPに記載されていたものを書き写しました。 
 http://www16.plala.or.jp/kowata/ham/rfvm/index.html   


(2)出来るだけ同じ様に作りました。
b めえた
  φ5アルミパイプの34cm長のダイポールで受信します。
  このため144MHzには感度がありません。

  '15.12.23の簡易電界強度計と同じく空中結線
c けっせん

’15.12..29の記事の6エレ八木を用い、アンテナ先端と簡易電界強度計との
距離2m、出力100mWで比較しましたが200μAをoverするダイオードがあり、
電流計の指示値が200μAとなる距離で比較しました。(432.9MHzで測定)
d ひかく
 1N60ゲルマニュウム(旧)は'15.12.23の簡易電界強度計を使用。
 他は今回作成した簡易電界強度計のダイオイードを順次交換して比較。


(3)蛇足
 (a)検波用ダイオードからテキトーに選定したうちから、最寄の販売店で
    在庫の有ったものを購入。(既に 製造中止になったものもあるようです)

 (b)今後は、'15.12.23の簡易電界強度計をいつもの簡易電界強度計として
    使い続ける予定です。今回比較用に使用した簡易電界強度計は、例えば
    144MHz用にダイポールを改造しょうかなどと思っています。
    
 (c)比較したから 別にどう と云うこともなかった。

PageTop

アンテナを三脚に取り付け

(1)はじめに
   移動運用時にアンテナを写真用三脚に取り付ける「取り付け治具」です。
  取り付けるアンテナは、殆ど430MH用の、重量は最大200g程度です。

 写真下の「三脚へ」を写真用三脚の雲台ねじに取り付けます。 その両端に、写真上の
「アンテナへ」のうち、アンテナに応じた2本を連結します。φ6ステンレスパイプを
使用しています。写真用三脚に2本のアンテナを70cmほどの間隔で並行に取り付け可能。
a たっくば
  
φ6ステンレスパイプの連結部。アンテナのブームを分割した際の連結も同じ方法です。
i れんけつ
肉厚0.5の黄銅パイプは長さ35mmと10mm。直径の1/2までヤスリで削った「嵌合部」
は約5mm。一方を削り、もう一方を現物合わせで少しずつガタが無い様に削り合わせます。

 「小さいアンテナを1本だけ」の場合は これ。
b いっぽん
φ6ステンレンスパイプの長さは、アンテナエレメントと三脚の脚が干渉しない程度。


(2)「三脚へ」
 下の写真の左側。上下で裏表。 インチねじ(W1/4)のナットを鉄板に半田付け。
c さんsa
上の写真の右側 
鉄板は、DIYで購入した、ねじ取り付け用の穴が幾つか空けられたL型金具などを金鋸で
 適当な長さに切り取ったもので板厚は3mmです。三脚雲台のねじの突き出し長は4mm
 程度です。このため、上の写真右側の様に、鉄板にφ9ほどの穴明け後に角ヤスリ等で
 かなりイイカゲンに六角形の穴に拡げ、(1/4W)ナットを填めて半田付けしています。
インチねじのタップで、適当な板にねじ切りした方がスマートだろうとは思いますが。


(3)「アンテナへ」
  材料です。下の写真以外にφ3の黄銅パイプなどφ3のピンが必要です。
一番上の板金具は幅9mm 板厚1.6mm φ3.2の穴が15mm間隔で6個。金切鋸で、
φ3.2の穴2個又は3個分に切って使用。(板金具の穴の数は2~6個のもの あり)
M3ローレットねじの、ねじ長さは10mmと16mm。 最後に M3ナット。  
d ぶひん

「アンテナへ」
  ブーム長80cm程度までは上の、ブーム長がそれ以上は下の穴3個の治具を使用。
e すたさき


(a)ブーム長80cm程度までの「アンテナへ」
 穴2個に切った板金具の一方はM3ナットを半田付けし、アンテナブームに半田付け。
三脚側の板金具は一つの穴を切り欠き、もう一つの穴にφ3黄銅パイプを突き出し長
約3mmで半田付け。 アンテナの取り付けは、φ3黄銅パイプをアンテナ側板金具の穴に
挿入。切り欠きをローレットねじ(10mm)に填め、ローレットねじを締める。
f に
M3ナットは板金具にねじで仮固定して半田付け。仮固定用のねじには、グリス等の
揮発性の小さい油を塗布すると、同時に半田付けされる事を防ぐ事が出来ます。


(b)ブーム長それ以上の「アンテナへ」(最長2m程度まで かな?)
「80cm程度まで」と同じですが、取り付けの際にφ3黄銅パイプの長さ以上に緩める
必要上、ローレットねじの ねじ長さは16mmです。
g さんあ


「それ以上」のアンテナを「80cm程度まで」の金具で支持すると若干不安定です。


八木などのアンテナのブームへの 「アンテナへ」の取り付け位置はブームの重心よりも
アンテナのコネクタの位置に10~20cm近い位置にしています。アンテナのコネクタに
接続する同軸ケーブル(3D-2Vが多いです)の重さのバランスを取る為です。又、同軸
ケーブルは「三脚へ」に(マジックファスナーの)結束バンドで取り付けて、アンテナの
コネクタに同軸ケーブルの重さが加わらない様にしています。


(4)垂直系アンテナの取り付けは
  BNCに「板金具にM3ナット」を半田付け。「80cm程度まで」に取り付け。 
h すいちょく
「板金具」を90°の向きで2枚取り付けたのは、「アンテナの水平取り付も出来る様に」
でしたが、実際には垂直でしか使っていません。
尚、「80cm程度まで」にはOKですが、「それ以上」には取り付け出来ません。


(5)蛇足
幅9mmの板金具をアンテナブームに直交する様に取り付けるので、アンテナブームが
長くなるほど、前後方向の安定性が悪くなります。ブーム長2mくらいが限度かな?

昔々、ブーム長3.2m(重量は測っていなかった)アンテナを、
幅20mmほどの板金具をφ12ステンレスパイプのブームに並行に沿わせて半田付け&ねじ
で取り付け、「三脚へ」はφ12ステンレスパイプの先端に直交する様 「板金具+M5
ローレットねじ」を半田付け&ねじ止めで取り付け。写真用三脚のバランスをとる為に、
スタック幅2mほどでアンテナ2本を取り付けました。(もう そんな馬力、気力は無い)

PageTop

ループ八木の位相給電

(1)はじめに
  帯鋼を使用したループ八木の位相給電を、8JK式とスイスクワッド式の2種類の
方法で行い、移動運用で使用しています。どちらの方式が、より利得を稼げる?は、
各方式での最適なエレメント配置、長さなどの検討が不十分な為にまだ(これからも
しばらく)解りません。  どちらも似たようなものだろうと思っていますが。

いままでのところ、スイスクワッド式では4,7エレ、8JK式では4~9エレの
ループ八木を作りました。構造が簡単で作りやすい8JKで作る事が多いです。
下表は8JK式の各エレメント数のループ八木の、いつもの簡易電界強度計での比較。
a 電界強度比較

以下、夫々の給電方式について過去の記事を用いて説明します。


(2)8JK式の位相給電(’10.12.29の記事 4エレHB9CVループより)
   給電部
b 給電いらすと1
マッチングロッド(電線)の長さは80mmです。
c 給電部
d HB9CV寸法
e 4エレHB9CVループ
SWRは425~440MHzの範囲内で1.1以下
 いつもの簡易電界強度計との距離2m、出力1Wでの比較。
    4エレ・ループ      230μA ブーム長400mm
4エレ・ループ(位相給電)  280μA ブーム長276mm

 分解収納状態
f 分解


(3)スイスクワッド式の位相給電(’11.01.13の記事 4エレ・スイスサークルより)
  これはループではなくて、先に作ったスイスクワッド。
g スイスクワッド
このクワッドを帯鋼の円形ループに置き換え、反射器、導波器を追加しました。
h スイスサークル

 寸法です。
BNC-Jの位置はRa1とRa2との中央で、長さ40mmの電線で短尺の帯鋼に接続、
その先端側105mmの箇所でショートバーを介して帯鋼ループ(Ra1及びRa2)に給電します。
i スイスサークル 寸法

帯鋼を抜去した給電部。BNC-Jの右側にある金具は写真用三脚に固定する為のものです。
j 給電部
 φ3黄銅棒のブームに、φ4肉厚0.5長さ20mmの黄銅パイプを潰したエレメント受け
(中央部をニッパーで軽く噛んで帯鋼の通り抜けを防止)を半田付けしておき、その片側
に、3mm厚のプラスチック板の小片を間に挟んで、長さ10mmのエレメント受け(BNC-J
の中心導体と電線で接続されている)を木綿糸と瞬間接着剤で仮固定しました。
k エレメント受け
 長さ20mmのレメント受けには帯鋼ループ(Ra1又はRa2)を取り付け、長さ10mm
のエレメント受けには、給電用の帯鋼(帯鋼ループの弧に沿うように手で曲げグセをつけ
ました)を挿入します。

分解、収納状態。 曲がっているのは、曲げグセの給電用の帯鋼
l分解
SWRは、431~434MHzの範囲内で1.1以下。

当初は、BNC-Jからショートバーへ直接電線で接続したのですが、電線の僅かな位置の
変化でSWRが変動した為、Ra1及びRa2ループの弧に沿う様に、曲げグセを付けた
給電用帯鋼て固定化しました。

自作スイス・クワッド(この記事の冒頭の写真)と、いつもの簡易電界強度計 距離2m、
出力1Wで比較。(ループ八木をスイス・サークルと表記しています) 
m比較
 スイス・サークル(2エレ)はRa1とRa2のみの状態。4エレ・スイス・サークルは、
この記事の最初の写真の状態の、D!とReを追加した状態です。尚、SWRはD1及び,Re
の有無に係わらず一定でした。


(4)位相給電(位相差給電)についての蛇足な説明
(a)8JK――オハイオ州立大学教授 W8JK局の発明 
HB9CVアンテナ――スイスのアマチュア局 HB9CV局の発明
あんてな
8JKは本来は前後のエレメントは同長で中央からスタブを介して給電し、ビームは
前後方向に出るものの様です。

(b)スイスクワッド
   HB9CVのエレメント(ダイポール)をキュービカルクワッドのエレメントに
置き換えたもの。HB9CVクワッドとも呼ぶ様です。

(c)ZLスペシャル――ニュージーランド(ZL)のアマチュア局の発明
ダイポールの代わりに折返しダイポールに位相給電した

PageTop