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アマチュア無線局 7M2MZO

430FMで低山ハイキングを兼ねた移動運用を楽しんでいます。

L’ antenne F6HLZ 430MHz用

(1) 始めに、
  またもや読めもせぬ-今度はフランス語らしいです。―HPを参照して作ってみました。表題のコールサイン?で検索すれば、参照HPは見つかるはずです。
このHPには144、432、1295、28MHzの各周波数帯用及びFMラジオ受信用?のアンテナの寸法が記載されていました。この中から432MHz用の寸法で作ってみたところ、一応動作しました。

 上下に配置された正三角形に中央から給電し、下の三角形の一辺の中央から、上の三角形の重心を連結して更に斜め上へ直線上状に伸びるエレメントで構成されています。
1 全体の形45

上の写真の右側参照 432MHz用寸法表です。
2 寸法表

(2) 作成

上部
3 上
 φ3の銅針金で一辺の長さ84mm(A,B,C)の三角形を作り、三角形の一辺(C)の中央で材料をφ4黄銅パイプで連結して、三角形を閉じています。 φ4銅パイプ-長さ45mmの(D)は、φ8ガラスフィラー入り樹脂パイプを貫通させる事で、支持し、その一端にφ3の孔を開けて、φ3銅針金-長さ48mmの(E)を下から差し込んで半田付け固定すると共に、φ3黄銅パイプの(F)の途中の箇所を半田付け固定しています。

中央部
4 中
 黒い同軸ケーブル(1.5D・HQ・SUPER)は、φ8ガラスフィラー入り樹脂パイプに開けた穴を貫通して、2本の(E)の一端に半田付けして給電しました。

下部
5 下
 上部と同じく、(A),(B)<(C)の三角形ですが、三角形の一辺(C)の中央部に、。φ4黄銅パイプ(端部にφ3の貫通孔を開けた)を取り付けて、三角形を閉じると共に、長さ225mmの(F)の一端を挿入して固定しています

(3) 性能チェック
 (a)SWR
   431~439MHzで1.1以下でした。但し、これは一番良い状態で測定した
   値で、同軸ケーブルを色々に動かしたり、手で触れるとSWRの値は
    2~5程度まで大きくなる事がありました。(4,その他の項 後述します)

(b)簡易電界強度計での比較
   距離約2m 出力50MWでの電流計の指示値
   F6FLZ アンテナ       55μA
   ツインフランクリンアンテナ  40μA

ツインフランクリンアンテナについては、当ブログの’08.05.04の記事をご参照下さい。大体ツインアストラルプレーンアンテナと同程度の性能と思われます。

 (C)移動運用での性能比較はまだ行っていません。

(4) その他
 (a)どうやら、F6HLZ局が発明したアンテナらしいのですが、
ネットの翻訳ページのみが頼りでは、要綱が全く解りません。
“F6HLZ”で検索するとF6KFTというクラブ局?や、 ロシア文字?
のHPもピックアップされましたが、とにかくまったく読めないので、、。

 (b)SWRの項で記載した様にSWRの値に不安定な感じがあります。
参照したHPには、同軸ケーブルの長さに関する注意事項かな?と
   思われる記載があり、インターネットの翻訳ページでの
    翻訳文は、意味をなしませんが、以下に転記します。

****** インターネットの翻訳文の一部  ******
絵の中でされる寸法が尊重されるならば、アンテナは最初の脳卒中を操作します。 波の半分の長さのチェーン店の同軸ケーブルの長さがどんな長さよりも常に好ましいことを思い出すことは、多分それでも役に立つでしょう。 理由は、少し、波の半分長さまたは波(彼/彼女/それの身体的な長さを得るために、ケーブルの速度の係数を掛け算される)の半分の長さのチェーン店が正確に調整されることの一歩手前まで放送されていて見られるその端インピーダンスに繰り返すということです。
*******           ****** 

同軸ケーブルの長さを (1/2λ*速度の係数)とすれば良いのかな?とも
思えますが、考えすぎて脳卒中を起こさない様にしたいと思います。

実は、最初は、φ8樹脂パイプの下端にBNCコネクタを取り付け、同軸
ケーブルは給電点とBNCとの間を10cm程度の長さで接続してハンディ
機直付けアンテナとして作成したのですが、SWRは5程度でした。
上記の性能の項のSWRは同軸ケーブルの長さを60cmに伸ばした際の
ものです。但し、1.5D・HQ・SUPER同軸線の波長短縮率が解りません
ので、上記の(1/2λ*速度計数)と合致しているか?は解りません。
実はテキトーに長くして見たら、たまたまSWR下がったという事です。

(c)性能は結構良さそうですが、前記の様にSWRに不安定なところがあり、
   (語学能力がありません-誤学-HPの記載が解らず)実用アンテナと
するには、もう少し遊んでみる必要があります。

(d)上下の正三角形を、四角とか、円形、長円形などにすると、どうなるか?
   とか、上の三角から更に上に伸びるエレメントを曲げて垂直に立てると
どうなるか?とか、アンテナの原理を理解していませんので、空論かも
知れませんが。

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’09.07.26 七国山(128.6m)町田市 ミニ運用

 久しぶりの好天の日曜でしたが、午前中は用事があり、午後から50ccの原チャリで、近くの七国山へ出掛けました。薬師池公園から急な坂道を少し登ったところです。

1 七国山

   白く見える上のベンチで運用しました。都心方向が見えます。
その左側の樹木の中に山頂の標識があります。

 山頂付近はマリーゴールドの花畑です。まだ咲き始めたばかりの様ですが。
2 マリーゴールド1

21 マリーゴールド2


山頂付近には更に、これから植え付けが行われる裸の畑地があります。

4 アンテナ

今日は6エレのダブルバズーカと作ったばかりの “dual-rectangle beam“-(ひとつ前の記事を参照下さい)の二つのアンテナの比較が目的です。写真用三脚を立てて運用開始。幸いベンチの付近は午後は木陰になる様です。マリーゴールドの上をトンボがたくさん飛んでいます。オニヤンマが一匹、すぐ脇を通過。頭上から、ぽつりと ドングリが落下。

5 ドングリ

 都内、神奈川、千葉、茨城など、6局と交信して、レポートを戴き、1時間半ほど運用して撤収しました。
3 ムクゲ
     ムクゲ マリーゴールド畑の縁取りに植えられています。


帰路、薬師池公園の蓮池に立ち寄りましたが、夕方ですから、蓮の花は開いていません。
6 ハス蕾


7 アメンボ

  その代わりに? アメンボがたくさん。



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A 2 element dual-rectangle beam for 70cm

(1) 始めに
 またしても、読めもしない英文のHPから変わったアンテナを見つけて作ってみました。
参照したHPは、表題の英文で検索すると見つかるはずです。

“dual-rectangie beam”を直訳すると、“二元的な長方形・ビーム”ですが、普通の日本語では何と言えば良いのか?・・・ 私の手に余ります。

作成したアンテナです。 2エレのヘンテナ?といった感じに、放射器と反射器を前後に平行に配置し、それらを2本の導線で電気的に接続した立体的なアンテナです。へんテナと同様に、写真の姿勢(横長)で垂直偏波でした。
1 全体2

(2) 性能チェック
(a)SWR
421~437MHzで1.1以下でした。寸法調整箇所の無いアンテナですから、測ってみて、
ホッとしました。

 (b)簡易電界強度計で比較してみました。出力50mW、距離約3mです。
                  電流計の指示値
        Dual-rectangie    38μA
         2/3λヘンテナ    5μA
      6エレダブルバズーカ   70μA

 (c)移動運用でのR/Sレポートの比較
    写真用三脚にスタック状に6エレダブルバズーカとこのアンテナを取り付けて
運用しました。(‘09.07.27自宅近くの七国山で 計6局との交信です)

2 レポート

  受送信共に5/9-5/9の交信は上の表からは除外しました。受信レポートは、殆どの交信で差異が無く、1局のみ 上表の様に異なるレポートでした。
 
ビームの切れについては、6エレダブルバズーカと同程度の感じでした。


(3) 作成
  寸法図です。(図法が変ですが、ご容赦下さい)

3 寸法

 参照HPでは、アンテナを440~450MHzに調整している様でしたので、記載されていた寸法に(445/433=約1.03)を積算して上図の作成寸法としました。外形寸法ではなく、導体太さの中心から測った寸法です。

4 全体

 材料は上の写真の状態で横棒はφ4黄銅パイプ。縦棒はφ3黄銅パイプ。放射器と反射器とを接続する2本の導線は、φ2ステンレスワイヤを使用しました。放射器と反射器とを支持する白いパイプは、東急ハンズのφ7・ガラスフィラー入りプラスチックパイプで、脱着可能です。
尚、参考にしたHPではアンテナの材料はAWGの#14wire(φ1.6の針金?)を使用し、放射器と反射器を支持するために塩ビのパイプを使用しています。

反射器側から放射器を見た写真です。
5 シャフト

 放射器の給電部(BNC-Jコネクタ)と、放射器の縦線の中央に3mm厚のアクリル板を取り付けて、φ8の短尺の受けパイプを接着し、φ7のプラスチックパイプを脱着可能に挿通させました。プラスチックパイプの手前側には、アンテナを支持するための金具や写真用三脚に取り付ける際の 1/4Wインチのナットを、やはり3mm厚のアクリル板を介して取り付けました。

 立体形のアンテナですので、かさばります。持ち運びが楽なように、エレメントの一部を糸鋸で切り離して、分解/再組立が出来るように加工しました。

7 分解時

 切り離したのはφ4黄銅パイプの部分です。切り離した一方に、短尺のφ3黄銅パイプを半田付けし、他方に挿入して再組立します。 カラーマークを付けました。
8 ジョイント部

分解したアンテナをビニールシートで作った220*80の袋に収納し、前記の様に七国山で、移動運用を行いました
9 収納


(4) その他
 (a)形はヘンテナに似ていますが、放射器と反射器を電気的に接続
しており、又、放射器と反射器の縦横の寸法比が大きく異なります。
始めて見るアンテナで、半信半疑で作りましたが、性能は良さそうです。
(まだ、1個作っただけですので、再現性は解りませんが。)

(b)SWRの値が低い方に偏りました。寸法の読み替え―(445/433)を積算
が、いまひとつだった様です。今回は分解の為にエレメントの一部を
切断しているので、ヤスリ等で長さを調整してみる手もありますが、、。

(c)分解、収納については別のやり方もありそうです。今回は、えいやっ
と作り、性能が良さそうなので、泥縄式に分解しました。

(d)更に導波器エレメントを追加して3,4エレとするには、放射器を少し
縮小したものを配置すれば良いでしょうか? その場合、放射器と
導波器とを電気的に接続するのか?  とか。難しそうです。

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’09.07.19 石老山(694m) 相模原市

 石老山入口のバス停は、中央線相模湖駅から三ケ木行きのバスで10分ほどです。バス停から直ぐの端を渡り、舗装道を相模湖病院へ。ここの駐車場の古いトイレは故障のため使用禁止でした.

ポスト
懐かしいポストが、立っています。

 病院の脇から、しっとり濡れた“奇岩の道”を登ります。暗い曇天で気温はやや低め。蒸しています。
1 イワタバコ
           イワタバコ

 バス停から30分ほど、汗みずくで、六地蔵のある顕鏡寺の門前に到着。鐘楼を見上げる
と、ヤマユリが咲いていました。門の少し先にきれいなトイレがあります。
21 ヤマユリと鐘楼
  
 少し休憩して出発。大きな岩の散在する道は次第に木の根道に変わり、30分ほどで相模湖を見下ろす融合見晴台に到着。また一服。
31 登り道

 見晴台から40分で山頂に到着。丹沢が間近ですが、富士山は雲をすっぽりかぶっている様です。 ズボンの腰のあたりまで、汗でびっしょり濡れました。
4 富士みえず

 09:10交信開始。出力2.5W。今日のアンテナは6エレ・ダブルバズーカ八木。
ウグイスが良く啼いています。薄暗い天候の為かな?時折ヒグラシ蝉がカナカナカナカナ ちょっとウルサイ。
3 不明
       細い長い茎に小さな花。 名前が解りません。

 相変わらす雲は厚く、風が出て来ました。汗がどんどん乾きます。正午の気温26℃
涼しくて快適。昼食休みに、8N1Y/1局、8j1AOBA局をゲット。
41 ギボウシ
              ギボウシ

ここのロケは、丹沢、道志の山や中央沿線の山々の反射がかなりあるのか?ビーム方向ほぼ固定のままで。各方面から強く入感します。ビーム系よりも垂直系のアンテナの方が適しているのかも知れません。
5 コアジサイ
                コアジサイ
  
15時少し前に交信終了。日が長い時期なので帰路はゆっくり大明神展望台経由で下る事にしました。空が明るくなって来て、気温も上がってきた様です。階段状の急な下りと、少しの登り返しを繰り返して、40分ほどで ベンチのある展望台に着きました。
6 大明神展望台
          大明神展望台から、相模湖

 展望台からは、登りは無く、木の根道を下るのみです。
7 リュウノヒゲ
            リュウノヒゲ

 木の根道はやがて沢筋に下り、次第に岩が増えてきます。良く整備された道ですが、濡れている時はかなり滑りそうです。
8 アキノタムラソウ
          アキノタムラソウ

 30分ほど下ると、賑やかな声。大勢の小学生?が、キャンプ場で夕食の準備中の大人の間を飛び回っています。

9 コマツナギ
          コマツナギ

キャンプ場のすぐ先で舗装道に出ました。右へ20分ほどでピクニックランド前バス停に出ます。バス停の名前は以前と同じですが、バス停前の*ランドは別の名前に変わった様です。


自宅最寄り駅に戻ったところ、ぱらぱらと大粒のキツネの嫁入りがありました。虹の外側(写真 左上)にもうっすらと外側の虹が見えます。
92 虹

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’09.07.12 陣馬山(755m) 八王子市

いつものように高尾駅からのバスを、終点の陣馬高原下で下車。和田峠へ続く舗装道を歩き始めます。かなり暗い曇天で気温はやや低め。
1 ゆり
     大きなユリの花。 これは、幸先良し。

 バス停から5分ほど歩いたところで、後から来た車が脇に止まりました。フレンド局です。うひー と乗せて戴きます。すぐに、陣馬山への山道の分岐も過ぎ、“あ”という間に和田峠に着きました。早い早い。ラクチン。 山の主局の車も2台、既に到着。
3 木イチゴ
         キイチゴ

ところで、このフレンド局、景信山山頂まで30分で登る剛の者。和田峠からの階段を登り始めると、早い早い!!。 初めの少しだけは無理して続きましたが、たちまち息は上がる目は眩む。あきらめて、マイペースに戻して、ゼイゼイいいながら歩いていると、後から来たもう1局のフレンド局にすいすいと追い抜かれました。 
4 モジズリ
   空がいくらか明るくなって来た山頂には、モジズリがたくさん。

 総勢5局で、しばしの歓談。山の主2局と私の3局は430FM。1200MHzが1局。もう1局は、自作のVダイポールを伸縮して18~28MHzにQRV。
6 つばめめめ
   山頂の上空をたくさんのツバメが飛び交います。

51 ちだ
         チダケサシ

 そのうちに陽が射してきました。  本日の新兵器、傘立て治具。
61 傘
 黄色のCクランプに短尺のステンレスパイプをネジ止めし、長さ50cmほどのステンレスパイプを一回り太い黄銅パイプで挿抜可能に連結。傘の柄は、二つのクリップを蝶ネジで連結したもので保持。傘の傾きや、高さは調整可能です。

7 ホタルブクロ
            ホタルブクロ

 ハイバンド運用局はコンディションが良い様でがんばっています。ループ八木使用を使用し、かなりの局数と交信した、1200MHz運用局は、お昼過ぎに撤収。430FMは妨害、混信などで、使用周波数を転々。山の主2局が交互にセンター局を努めて下さいました。

8 リュウノヒゲ
             リュウノヒゲ

 気温は26℃程度。風が幾らか出てきたので、陽が陰ると途端に快適になります。陽が射すと 体感30℃超。430FMの3局のアンテナは、3エレ・ヘンテナ。7エレ・ループ八木。6エレ・ダブルバズーカ八木。

91 ヤグルマソウ2
                ヤグルマソウ

 いつもより少し遅めの15::30頃撤収。山の主局の車で和田峠から相模湖駅まで送って戴きました。本日の歩程は、和田峠と陣馬山山頂との往復のみでした。

傘立て治具は結構使えそうで、Cクランプの代わりに、地面に打ち込んで立てられる様にもしたいと思います。ただ、使用した傘は年代物で、紫外線を良く防げるものに、新調した方が良さそうです。

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