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アマチュア無線局 7M2MZO

430FMで低山ハイキングを兼ねた移動運用を楽しんでいます。

10.01.31 小山田緑地(標高123m) 町田市

 今日はミニ移動。自宅から原チャリで30分ほどの公園が目的地。
自宅から、ほぼ鶴見川沿いに溯って、鶴見川源流の泉の少し手前です。
町田市に引っ越しして5年近くになるのですが、ここは初めて来ました。

 公園入り口の駐車場から4~5分坂を登ると、みはらし広場です。
丹沢が間近ですが、今日は春霞?? ぽかぽか陽気です。
1 小山田緑地見晴らし

 5/8λGPと9エレダブルバズーカ八木を、テーブルに設置していると、
ハクセキレイが来ました。 クチバシに お弁当の残りがついてます。
2 ハクセキレイ


 犬と一緒にお散歩の方が、たくさん登って来ました。ゆるやかな
丘の上の広い平らな草原は、絶好の運動場の様です。

CQ開始。神奈川西部、関東北部が良く入感します。標高123mの
ロケにしては、「まあまあ 結構遊べる。」という感じです。

 午前中で運用を終わりました。みはらし広場のすぐ下に数面のサッカー場、
野球場があり、少年チームが試合や練習中でした。そういえば運用中も賑やかな声が。
3 林

 サッカー場を回り込んで、今朝入って来た入り口に向かいます。
薬師池公園より 大体同じか、少し広いかな?
4 また林

 下りきると小さな池が4つ連なっており、「カワセミが来ます」の表示がありました。
竹林の脇を登ってまた下ると(薬師池公園よりも高低差が大きい。)今朝の駐車場です。
5 竹林

 帰路はまた原チャリで30分。早い時間なので、渋滞もありませんでした。


家から近く、気軽に来られる場所です。近くに、二つの分園もあり、花の季節には
楽しめそうです。 無線運用には、みはらし広場以外は、低い谷間のため不適です。
公園の管理人の方に伺ったところ、過去に、無線運用でのトラブルもあったそうで、
混雑する時期の無線運用は、ベンチを占拠しないなどの注意が必要と思われます。
 

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430MHz用 QHAもどき

(1)はじめに
   QHA-Quadrifilar Helix Antenna です。衛星通信用のアンテナ
  との事で、インターネット上には、144MHz帯用の記事が多いですが、
  使用周波数に応じてエレメント長さを算出出来るHPもありました。
  (私には良く読めない 英文の記事が多いです。)

 QHAアンテナの形状です。 上下に配置した十字状のエレメント間を、
スパイラル状に針金やパイプのエレメントで連結しています。エレメントの
長さは、long loop とsmall loopの2種類あり、このため下側のエレメントの
位置が少し(下図では上下方向に)違っています。
同軸ケーブルは、中央の樹脂パイプに挿通し、上端で、十字状エレメントに
給電します
1 QHA

アンテナが立体的な形で、携帯性に乏しい事と、エレメントをスパイラル状に
曲げるのが難しいので、簡易版として、樹脂パイプの上下にエレメント受けを配置
して、グローバルアンテナ研究会の帯鋼で連結する事で試してみました。
エレメント形状が本来のものとは違ってしまいますので、QHAもどき です。

 433MHz用のアンテナ寸法は、上記の「計算機」のHPで算出 出来ました。
上図のエレメントの固定位置の寸法226及び238を生かし、帯鋼エレメントの
長さは、十字状の直線状の部分と、スパイラル部との合計寸法としました。
430MHzでは、small loop690mm、long loop788mmと計算されました。実際には
エレメントは2等分して作りますので、それぞれ345、394mm となります。


(2)作ったQHAアンテナです。垂直偏波にはこの姿勢で使用するのが適当です。
2 QHA 作った
 白いφ6樹脂パイプの中に、絶縁被覆を剥いだ3D-2V同軸ケーブルを挿通し、
右側でBNC-Pコネクタに、左側先端で、エレメントに接続しています。

 分解した状態です。帯鋼エレメントの長さは、それぞれ345、394mmの各2本です。
3 QHA 分解


 φ4黄銅パイプを叩き潰して作った 帯鋼エレメントの受けは、アクリル板に木綿糸と
瞬間接着剤で固定しました。左が先端部で、同軸ケーブルを半田付けしています。右は
φ6樹脂パイプの先端部から226及び238mmの所に取りつけたもので、2個の受けを
細い電線で半田接続しています。
4 QHA 頭


(3)性能比較
 SWRは430~449MHzで1.4以下 433MHzでは1.3で、すっきり下がった
とは言いにくいですが、まあ実用範囲です。

 距離2m 出力1wでの 簡易電界強度計での電流計の読みは、
   QHA       75μA
   クロスループ    82μA

  比較に使用したクロスループです。当ブログの'09.11.11の記事を参照下さい。
5 クロスループ



(4)その他
 (a)帯鋼を使用した事で、作成は非常に楽でしたが、本来のアンテナ形状からは
    ズレた形状になり、それがSWRがスッキリ下がらない原因かも知れません。

    帯鋼の途中に折りグセを付ける事で、本来の形状に多少は近づける事は出来
    そうですが、携帯性をかなり阻害して且つ、形状はやはり”もどき”です。
    
 (b)QHAとクロスループとの比較では、性能はほぼ同じで、形状、組立の簡便さで、
    クロスループに軍配を揚げたいと思います。但し、今回のQHAは ”もどき”で、
    本来のQHAはもっと良い性能を示すかも知れません。 

 (c)今回は、90°ずれた位置の上下の十字状直線エレメントをスパイラルで連結する
    形状ですが、インターネットの記事には180°ずれた直線エレメントを連結する
    ものや、樹脂や木材で作ったガイドに電線のエレメントを沿わせたものなどの
    バリエーションがありました。広く作られ、使われるアンテナの様です。

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'10.01.24 景信山(727m) 八王子市

 高尾駅発のバスは満員でした。中央線の遅れで、、陣馬高原下行きのバスに
乗れなかった人もおられる様です。小仏バス停から、白く霜の下りた林道を
歩き始めます。景信山への旧道登り口を通り過ぎ、林道終点で小仏峠への道
を分けて景信新道を登ります。今日の水場は水量が多い様です。
1 景信新道の水場

 汗ばんできたので、半袖Tシャツ1枚で登ります。殆どのハイカーは
旧道を登っている様で、二人だけが先行して登っている様です。

バス停から1時間ほどで、山頂に到着。少し靄がありますが、筑波山が見えます。
2 筑波山が

無論 富士山も。
2 富士山

 尾根道は霜が溶けたのか?ぬかるんでいます。いつもの堂所山へと思って
いましたが、急遽予定変更。ここで、運用する事に。 無風、お日様ぽかぽか。
 今日は6エレダブルバズーカ、8/5λGPと、市販品の5/8λ2段GPです。
3 木の芽 まだ固い

 各方面ほぼまんべんなく入感。混変調もあり、受信が弱い局は聞き取りに苦労します。
5/8λ2段GPはかなり優秀で、最大でSが2ほど6エレダブルバズーカが良い程度。
昼近く、山頂はハイカーでにぎやか。ワンちゃんを連れて、登ってきた人もいる様です。
歌声も聞こえますが、この好天から予想したほどには混雑しません。
 少し早めの14時少し過ぎに交信を終了。

4 相模湖
 相模湖が見える小仏峠側から下りましたが、尾根道がかなり濡れているので、
小仏峠に下るのは中止。朝、登って来た景信新道を少し下ったところで、
新道に続くらしき道が有るのに気付き、また気が変わって旧道へ。

5 小下沢分岐で
 旧道を少し下った、小下沢への分岐で、またもや気が変わり、、小下沢への道に
入ります。 少し遠回りになりますが 初めて歩く道です。

6 小下沢への道

 杉と雑木の混成林の中を緩やかに下ります。あまり踏まれている感じは
ありませんが、しっかりした歩きやすい道です。

 分岐から30分で、小下沢に出会いました。
7 小下沢

 小下沢出会の水場。夏場も水が良く出ています。
7 小下沢 水場

 バスの時間まであと40分。早足で林道を歩きました。  上弦の月かな?
8  上弦の月

 バス道路すぐ手前の園。満開には まだまだ日がありそうですが。
9 梅咲き始め

9 梅咲き初め 

 小下沢出会いから30分ほどで、かなり汗をかいてバス停に到着。
16:11発高尾駅行きのバスは、数人のハイカーが乗っているだけでした。


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430MHz用 ダブルJ型アンテナ

(1)始めに
   英文のHPに144MHz帯用のJ型アンテナがあり、その中に
   double J pole というのがありました。「地面から離して設置」
   という説明文と、寸法の入った簡単な図がありました。
  
    J型アンテナを上下に繋いだ形のアンテナで、普通のJ型アンテナの
   2倍の利得が有るかも知れない。との期待で、寸法を430MHz帯用に
   読み替えて 作ってみました。
   その結果は、、、残念ながら、、、でありました。

(2)ダブルJ型アンテナの形状、寸法
    J型と、今回作成したダブルJ型の写真と寸法図を示します。
   ダブルJ型の図は上半分のみ示しますが、給電点の上下は同じ寸法です。

全体


   ダブルJ型の給電部付近です。放射器は、2本のロッドアンテナを、銅パイプを
  叩き潰した銅板で連結して、給電用のBNC-Jコネクタの中心導体側に接続しました。
  BNC-Jコネクタの接地側とラジアル(φ3ステンレス棒)とはφ6銅パイプを介して
  半田接続。放射器とラジアルとは、アクリル板のスペーサで支持しました。
給電部

 

(3)調整 
   ラジアルの長さを当初の片側200mmから切り詰めて行きました。
  5~10mm程度切り詰める毎に、放射器のロッドアンテナを伸縮して
  SWRを見ました。ラジアルは調節中に切りすぎて、少し継ぎ足して
  図の寸法になりました。 

   結果的にSWRは411MHz~449MHzの範囲で1.1以下となりました。
  ラジアルの寸法が長すぎ(短すぎ)のときには、SWRの最低値は2.5程度
  から下がりませんでした。


(4)簡易電界強度計での比較
   距離2.5m 出力1Wで J型と ダブルJ型とを比較したところ、
  簡易電界強度計の電流計の最大指示値は、両方共に同じ100μAでした。

 
(5)その他
 (a)SWRがうまく下がり、しめしめと思ったのに、少しがっかりです。
    とはいえ、全くSWRが下がらずに、この様な報告も出来ないアンテナを
    作った事も何度かありました。 まあ、J型と同程度の性能はある様ですし。
  
 (b)実は、アンテナの理論は殆ど理解しておらず、削ったり、半田付けしたりの
    興味が主体で遊んでおり、何か私の気付かない所を修正すると、性能が良くなる
    のかな? とも思うのですが。 

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'10.01.17 草戸山(364m) 町田市

 初めての原チャリ利用の移動です。6時少し前、ザックを座席の前に足で挟む様に
乗せて出発。15分ほど走って、後方の空が茜色に変わってきたところで、手の感覚が
無くなってきて、ハイキングの時の手袋に替えました。この季節の、早朝の原チャリは、
実は初めてです。1時間ほどで、大地沢に着きましたが、ヘルメットシールドの
息が当たる所が凍結しており、頬から顎にかけて感覚がありませんでした。
1 素心蝋梅

 沢沿いに少し行った所に、大地沢青少年センターの立派な建物があり、その正面の
地図の脇から登り始めます。左から低く朝日が射す急な登りを10分ほどで登り切ると、
あとはゆっくりの 尾根道です。
2 登り道

3 いつもの

 30分ほどで、町田市の最高峰である草戸山に到着。見晴台のある山頂の標高は、
国土地理院の地形図では364mです。
4 草戸山山頂

 山頂に設置されていた地図です。城山湖の湖面は(たぶん樹木に遮られて)
見えませんが、湖の向こう側は、今年のQSOパーティに参加した城山町の
航空神社付近と思われます。城山湖を一週しているハイキングコースを歩けば、
ここから、大した時間もかからずに行けると思いますが。
5 地図

 山頂のベンチを借りて、のんびりアンテナの組立。6エレ・ダブルバズーカ、
クロスループ?を三脚に取りつけ、13段コーリニアも建て, 交信開始。

 9:00の気温は腕時計の温度計では6℃。 無風で、正面に昇ってきた陽が
暖かい感じです。航空神社より、少しロケが劣る感じがあります。標高のある
例えば陣馬山より入感は弱いのですが、各方面からまんべん無く入感します。

 朝の内は人気の無かった山頂も、昼近くには、大勢のハイカーが集まって昼食。
アルコールが入って大宴会のグループもあり、大変に賑やか。そんなグループの
ひとつから、熱くておいしい豚汁を戴きました。ごちそうさま。

6 山頂15時
 少し陽が翳って、人影も無くなった15時少し前に交信終了。
草戸峠を回って下る事にします

7 下り杉の道
 登りと同じく 杉木立の中の道です。
8 この先に境川源流
   この先に境川の源流が

 境川源流の道標があり、ちょっと寄り道と少し登ってみたのですが、土砂崩れ
のため立入禁止の表示があり、引き返しました。そのまま下って、青少年センターで
伺ってみたところ「源流と言っても滲み出す水で岩が少し濡れているだけで、あまり
見るべき所はありません。」との事でした。

 原チャリでの帰路は渋滞に遭遇。2時間近くかかりました。



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'10.01.10  陣馬山(855m)八王子市

 今年第1回目の月例陣馬山です。

陣馬高原下のバス停にはセイノカミが建てられていました。
1 セイノカミ

 (1/14) 暗くなってから、この でっかいのに 火が着く様です。
2 セイノカミ


 のそのそ歩き始めました。 木のコブが、鹿の顔に見える。など思いながら。
3 鹿

 そこへフレンド局が車で通りかかり、乗せて戴きました。有り難うございます。
たちまち和田峠に着きました。積雪とは言えぬ痕跡程度の往きがありました。
 さて、この局は景信山を30分で登っちゃう剛の者です。峠から急な階段を登って
往かれるとの事でしたが、失礼を願って脇の緩やかな方の道を登ります。

  漫画の顔?に見える。 アザミの様です。
4 なんとなく顔に見える

シモバシラが少し出来ていました。 それでも少し汗ばみながら歩きます。
4 シモバシラ

 快晴 無風 気温やや低め。 
4 あの上が山頂


 山頂に着きました。 急階段の道を登ったフレンド局はとうの昔にポールを建て、
1200MHzのアンテナを2つ設置して、準備完了 そろそろ交信開始の様です。

 僅かに靄がありますが、日が眩しい方向に江ノ島がなんとか見えます。
富士山も良く見えます。
5 富士山

 こちらもアンテナを組み立てているところに、山の主局が到着。結局 今日は
山頂に8局が揃いました。  お日様ぽかぽか。 賑やかです。

6 山頂の木

 各局、HF~1200MHzの各周波数で 交信開始。と共に酒盛り開始。 そして、
微風に、アルコールの臭気が、、。 私はいちばん風下に座っています。
そもそもアルコールは消防法では危険物第4類(アルコール類 危険等級Ⅱ)である。
電波法で、「酒気を帯び交信は百叩き」とか 規定されないものか?
7 大岳山方向
     大岳山方面

 午後になると気温が下がってきました。日向に置いた腕時計に付属の温度計は
手で日射しを遮ると急降下し、8℃付近を表示します。富士山はシルエットで、
まだ見えています。都心方向は霞んではいますが、朝よりも良く見えます。 
7 都心ビル群

 15:20交信終了。和田峠に下りました。
9 帰路

 気温も更に下がってきた和田峠から、山の主局の車で藤野駅まで送って戴きました。

 今日は天候にも恵まれ、賑やかに楽しい一日を過ごす事が出来ました。

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'10.01.02城山湖 相模原市 QSOパーティ参加

 昨年と同じく、フレンド局2局にお世話になりました。いつもの移動と違い、
自宅から運用地まで、送り迎え付きで、なんだか申し訳ない様な、、。

 城山湖へ向かう間は、フロントガラス右上に満月が良く見えておりました。
茜色に日が射して 到着した一年ぶりの城山湖は 水が干されており びっくり。
1 水抜きの城山湖

 2局は2mと6mを城山湖畔の路上で、車から運用。私は道路から急な階段を
登り、航空神社へ。 快晴。無風。筑波山?が見えます。
2 いつもの


3 航空 神社

 木立の中の 小さな祠は 正月らしい装いです。お参りをしてから、近くに
ビニルシートを広げ、三脚に今日も6エレ・ダブルバズーカと、5/8λやじろべえ
とを設置。 8時少し前から430FMの運用を始めました。
4 航空神社

 ロケの良い場所で、各方面から強い入感です。 いつも通りの のんびり交信。
 8時半の気温4℃。でも日射しが暖かです。

5 都心方向
     都心のビル群が良く見えました。

 ところが、9時を過ぎてQSOパーティが始まると、同時に混信/抑圧
も始まり、なんとか交信していましたが、5/9+の混変調が混じり始めたので中断。
呼び出しに切り替えましたが、どの周波も混信や2~3局が同時にCQ出していたり、、。

6 頭上の木立
 頭上の木立

 昼少し前に、航空神社から道路に下り、昼食のご馳走にあずかりました。

7 染色??

 今日は,6mもパイルしたそうです。
各局共に20局をかなり越える交信を行って、14時頃帰路に就きました。



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