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アマチュア無線局 7M2MZO

430FMで低山ハイキングを兼ねた移動運用を楽しんでいます。

'10.04.25 臼杵山(842m) あきる野市

 武蔵五日市駅からのバスはほぼ満席。浅間嶺のつもりでしたが、混雑するかな?と、
急遽臼杵山へ変更。元郷バス停で、私一人だけ下車。バス停すぐ脇から登山道が始まります。
1 すみれ

2 スミレ 白

 快晴。半袖Tシャツ一枚ではひんやりとした感じ。少し急ですが、湿って小石が落ち着き、歩きやすい
登りを、小一時間でゆるやかな上り下りの稜線に出ました。
3 稜線

4 はっぱぱ


 臼杵神社の手前で、富士が見えました。夏には見えなくなりそうです。
5 富士山見えた


 「道の途中」といった感じの山頂に到着。杉の木がたくさん折れており、おかげで
近くの山肌に、かなり散った桜が見えました。  遠くの方は、白い春霞。
6 山頂

 6エレダブルバズーカと、導波器を追加したbobotailを組み立てました。
しばらくあちこち受信してみましたが、差がありません。10:00過ぎにCQ開始。
7 木の花

 相手局からの受信レポートも差がありません。5/5以下で受信の局では、ダブルバズーカ
と同じビーム方向では、bobotailの入感Sが1~2小さく、90°ほどビームをずらすと、
同程度の入感となる事が解りました。別のロケでも確認する必要がありそうです。

 正午の気温13℃。この場所では、一日誰にも会わずにいた事もありましたが、今日は
6グループほどのハイカーが通過しました。(午後からは、途絶えましたが)

 予定より少し遅れて、15:00下山開始。臼杵神社の手前から荷田子バス停への道へ、
かなり急に下って、また登り返したあとは、緩やかな昇り下りで降りてゆきます。。
8 木いちご?
    木イチゴ?

9 チゴユリ
  チゴユリ

a なに?
 なんだろう? 灌木の花です。


一時間ほどで、荷田子峠に到着。戸倉城趾城山への道を分けます。
b 城山への道

 木の芽はかなり出てはいるのですが、下生えの草花が少なく、何となく春浅い
という感じ。
はっぱs

 荷田子バス停に出ましたが、バス10分前に行った後。次は40分後。ヒマなので、五日市駅方向へ
少し歩く事にしました、、、が、、歩道が有るのは荷田子バス停付近だけ。間近を車がびゆんびゆん。
停留所2つ歩いてバスを待つことにしました。
 数分後に(アレッ時刻表には無かったぞ)超満員のバスが来ました。

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続、430MHz用Boboail Beam

(1)はじめに
  '10.04.10の本ブログの記事の bobtai の前方に、導波器を配置したところ、
  利得が大きくなりました。


(2)アンテナ形状、寸法
  先日作ったアンテナの400mm前方に導波器を追加しました。
1 寸法図

 左側が追加した導波器。長いロッドアンテナの中央と両端にプリント基板用スペーサを
取りつけ、一端にM3ねじを固定したφ4アルミパイプをねじ込み固定します。
導波器と、本体? とは、白いガラスフィラー入りプラスチックパイプで連結しました。
SWRは417~441MHzの範囲で1.1以下です。
2 アンテナ形状


 本体?です。導波器と連結する為のプラスチックパイプは、径の異なるパイプを
上下2段に接合して、「回り止め」としました。
4 本体側


 追加した導波器です。中央にプラスチック板と、本体と連結する為のプラスチック
パイプを木綿糸と瞬間接着剤で固定しました。
3 導波器


分解した状態です。一番長い連結用パイプの全長は345mm。全体の重量は約250g。
5 分解


(3)性能比較
   出力1W、距離2.6mで、簡易電界強度計の電流計の最大振れ値を比較しました。
       今回、導波器を追加したbobtai  300μA
       前回作成のままのbobtail     210μA
       6エレ・ダブルバズーカ      260μA


   6エレ・ダブルバズーカ(ブーム長710mm)との大きさの比較です
6 比較


(5)その他
 (a)簡易電界強度計を見ながら、導波器を配置してみて、良さそうだったので
    泥縄式に作ってみましたが、予想したよりも導波器の位置が離れ、大きな
    アンテナになってしまい、分解した状態も、あまりすっきりしません。

    ただ、利得は6エレ・ダブルバズーカよりも大きい様です。組立の手間が
    小さくなるような構成を思いついたら、再度作って見たいと思います。

 (b)導波器は、垂直エレメントのみでも、水平エレメントのみでもダメで、
    ”山の字の形”でないと、追加による効果はありませんでした。

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'10.04.11 日ノ出山(902m) 西多摩郡日ノ出町

 青梅線の駅名は御獄。バスは御岳駅発。ともあれ、御岳ケーブルの待合室に入ったところで、
偶然/幸運、しばらくご無沙汰のフレンド局に遭遇。車で来られたそうです。御岳リフト上の
展望台で運用予定とのことでした。私の方は上高岩山にと思っていましたが、よろしければ、、
という事で、日ノ出山に ご一緒させて戴くことになりました。
 気温高め。暗い曇天。午後から雨の予報。
1 カキドオシ
      カキドオシ

 帰路に予定している鳩ノ巣駅への道を右に分けて、ゆっくりと、日ノ出山へ。
1 ヤマエンゴサク
     ヤマエンゴサク

2  木の?

3 きのめね

 山頂間近でやっとスミレが咲いていました。
4 スミレ

 9時少し前、山頂に到着。いくらか明るくなってきた感じの空ですが、遠景は霞んでいます。
山頂のベンチが新しくなっていました。 が、数が以前よりもかなり少なくなっています。

 いつもの6エレ・ダブルバズーカと、昨日作ったばかりの bobtail を組み立てました。
ロケの良い所ですから、どんどん声が掛かります。薄日が射して来た。
5 松

 ロケが良すぎて、逆に比較しにくいのですが、10局ほどにお願いして、ダブルバズーカに較べ、bobtaiがl~2ほど小さい受信レポートを戴きました。こちらの受信レポートは2局だけ、
1及び2小さいレポートで、他は両者同じでした。 ビームの切れは同じくらいです。

 午後の雨を心配していたのに、青空が拡がり、日射しが暑いくらいになって来ました。
山頂はハイカーで大賑わい。
6 山頂

 2時過ぎにフレンド局においとまして、来た道を戻り、15:05鳩ノ巣への道に入ります。
7 下り道のね

 空が暗くなって来て、小雨がぱらつき、また明るくなって、、
8 ハシリドコロ
    ハシリドコロ

9 ヤブレガサ?
 スミレには僅かに早い、、、でも芽吹きの季節ではあります。

9 下り道

a 木の芽

 16:10 大楢峠に到着。大休止。
このコナラの木の推定寿命500年 との表示がありました。
b コナラ

 薄暗くなって来たので、少しペースを上げて降ります。
c きのめ

d きのはな

 「6月下旬ごろから7月上旬まで」の表示のホタルの里の看板を過ぎると、ほの暗い中に、
街灯が点っていました。林を抜けると、まだかなり明るさが残るのですが。 
またぽつりぽつり の雨。車のヘッドランプが少し眩しい17:10 鳩ノ巣駅に到着。


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430MHz用Bobtail Beam

(1)はじめに
  長めの水平エレメントの中央と両端に、計3本の垂直エレメントが生えている
 2エレのアンテナです。

  2m用のアンテナの紹介記事が複数見つかりました。その中にエレメント長さ
 等の計算式が載っている記事がありましたので、433MHzで 計算した寸法で
 試してみました。

  参考にしたHPは、http://www.hamuniverse.com/2meterbobtailbeam.html
 表題は 「2 Meter (2 Element) Bobtail Beam Projec」です。


(2)アンテナ形状、寸法
  作成したアンテナの形状と調整後の寸法です。
1 Bobtail 寸法図

  参照HPに記載の寸法計算式と433MHzでの計算値、作成した実寸法
(調整後の寸法)です。
2 寸法表


(2)作成
  ハイキング兼の移動用として、折り畳み可能に作りました。水平エレメントは
 ロッドアンテナを利用し、垂直エレメントは着脱可能に、ねじ固定しました。
3 bobtail
  手前側が給電部です。

 給電部付近です。2本のロッドアンテナをアルミ板で連結して水平エレメントを構成。
前後の水平エレメントはプラスチック板を加工して間隔104mmに支持しました。
 2本の水平エレメントの中間に、加熱した1/4Wサイズのナットを押し込んだアクリル板
を接着し、写真用三脚でアンテナを支持出来る様にしました。
4 給電部
 写真手前のBNC-Jコネクタに半田付けした垂直エレメントだけが着脱出来ませんが、
他の5本は、端部にM3ねじを取り付けてあり、水平エレメントに固定した黄銅製の
プリント基板スペーサに、着脱可能に ねじ込み固定します。
 下の写真は、水平エレメントの両端部(ロッドアンテナの先端)です。
5 両端

 垂直エレメントはfrontはφ4黄銅パイプ、reflectorはφ6アルミパイプですが、
この違いに、機能上の意味はありません。単にfrontとreflectorを見分ける為に、です。


 5本の垂直エレメントを取り外して、折り畳んだ状態です。水平エレメントに使用した
ロッドアンテナの基部には90折り曲げ機構が付属しており、自在な折り曲げが出来ます。
6 収納


(3)調整
   R:210 F:195 W:693mm S:104 が最初の寸法です。このうちのSのみが
  固定で、調整不能です。 最初の状態で、390MHz付近でSWRが最低値を示しました。
  ここから、RとFを交互に(長さの比率があまり変わらない様に)切り詰めました。
   R:200mm、F:190mmまで切り詰めたところで、430MHz付近でSWRが最低値を
  示す様になりましたが、SWR最低値が2付近です。ここで、W:を少しづつ短くしたところ
  SWRの値が小さくなりました。結果的に前記の調整後の寸法で、426~440MHzの範囲内で
  SWRは1.1以下となりました。ここで、水平エレメントのロッドアンテナが、W寸法以上に
   伸張出来ない様に、先端側を半田付け固定して、調整は終了です。


(4)性能比較
   出力1W、距離2.6mで、簡易電界強度計の電流計の最大振れ値を比較しました。
7 性能比較


   比較したアンテナを、上表と同じ順序に並べました。bobtail以外のアンテナは、
  当ブログの過去の記事をご参照下さい。
8 比較


(5)その他
 (a)アンテナの使用時には、ロッドアンテナの水平エレメントを折り曲げ、伸張し、
    垂直エレメントを出来るだけキレイに整列させて使用しますが、多少歯並び?
    が悪くてもSWRにはそれほど影響しない様です。

 (b)垂直エレメントの長さだけで、調整出来るかな?と思っていましたが、水平
    エレメントの長さ調整も必要でした。今回は前後の水平エレメントの間隔(S)
    の調整が出来ない作り方をしてしまいましたが、Sの調整も行うと、例えば
    垂直エレメントの寸法が計算値に近づくなど、また違う結果になるかも。

 (c)固定用に、例えば2列2段の様に並べて、カーテンビームのアンテナを構成
    するのもオモシロイかも知れません。

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'10.04.04 陣馬山(855m) 相模原市緑区 

 高尾駅発のバスは満席。桜並木を眺めながら途中で釣り客を降ろし、空席が目立って、
終点の陣馬高原下バス停に到着。所々に僅かに青空が見えるものの、雲の厚い暗い曇天。
今日は月例の陣馬山です。いつものように舗装道から登山道へ入ります。
1 キケマン
キケマン

2 ネコノメソウ
        ネコノメソウ

3 登り道


4 木の芽

 山道いっぱいのスミレ を期待していたのですが、まだ少し早いようです。
ぽつりぽつりと緑色が見られますが、曇り空のせいもあり、なんとなく寒々とした感じ。

5 登り道で

 和田峠から登って来る道に、もうじき出会うのに、ついにスミレは見つけられず
6 和田峠への道


 山頂では、既に3局がアンテナを建てています。陣馬山頂は八王子市と相模原市の
境界線上にありますが、今日は相模原市区制の新制に伴い、相模原市緑区移動としての
運用です。フレンド局一名は八木で1200MHzに。
 6エレ。ダブルバズーカとフォールデッド・コーリニアを組み立てて、430MHzにQRV
の山の主2局に参加させて戴きました。 
 
 山頂は枯れ草の草原。周囲の木もまだ芽吹きが遅く黒々としています。山頂の桜も
あと二週間くらいかなぁ との事です。10:30の気温8℃。晴れ間を期待していましたが、
雲は更に厚く、奥多摩方面も霞んで良く見えません。今日はハイカーが若干少な目ですが、
元気な小さなお子さんやワン公も登ってきて、賑やかです。

 昼過ぎから時折もやもやと霧雨。14:00の気温4℃。15:00に撤収。和田峠へ下ります。
7 春の祭典

 和田峠で、流石に山の主局。 スミレを見つけて戴きました。
8 スミレ

 アブラチャンも咲き始めています。
9 アブラチャン


 スミレ見ぃつけ の山の主局は途中の温泉へ。もう一人山の主局の車で、藤野駅
まで送って戴きました。途中、僅かな高低差で桜の咲き方が大きく違うのにびっくり。

 最寄り駅から自宅に向かう途中、小雨が降り出しました。


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