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アマチュア無線局 7M2MZO

430FMで低山ハイキングを兼ねた移動運用を楽しんでいます。

'10.05.30 上高岩山(たぶん1010m) あきる野市

 上高岩山には三角点が無く、いわゆる「山頂」ではなく、国土地理院の地形図に山名は
記載されていません。高岩山(920m)の少し上のピークに四阿を造った時に「観光用」と
して命名したのでは?と思っているのですが、、。尚、標高1010mは地図から読み取りました。

 ともあれ、青梅線御獄駅でバスに乗り換えた頃から小雨が降っていて、バスの乗客は
私一人。終点のケーブル下から、少し坂を登ってケーブルカー数人のハイカーが乗り込み
ました。ケーブル駅裏に有料の駐車場がある様です。
1 カエデ

 御岳神社参道の階段の途中から、大岳山方面の道に入ると直ぐ、長尾平への
道を左に分け、良く整備された広い道をゆったり下ります。
2 登りあs

3 キケマン

4 シャガ

 下り切ったところに四阿があり、岩石園への道を分けます。ここからは昇り道に
なりますが、やはり良く整備された歩きやすい道です。気温やや低め。霧雨 無風。
5 登りsd

 ケーブルからは1時間ほどで芥場峠。大岳山への道から分かれて上高岩山に向かいます。
6 林うぇr

 ゆるい下り道を辿り、岩を乗り越えると上高岩山の四阿です。白いカンバンには
「ゴミは自宅まで持ち帰って下さい  東京都」とありました。
7 山頂b
鉄製の柱と屋根。床は木の厚板で、周囲にぐるりとベンチ、中央に狭幅の長い作業テーブルが
備え付けられています。HF帯の大きなアンテナや、屋根が邪魔になる垂直系のアンテナの運用
には無理があります。雨の日には助かりますが、壁が無いので、風の日は雨が吹き込みます。

8 木の花

 6エレ・ダブルバズーカと先日作ったモクソンのturnstileを小さな写真用三脚に並べて
固定しました。しばらくワッチして、ダブルバズーカで5/5の信号が、モクソンで復調不可
などなど解りました。モクソンは調整不良なのでしょう。今日はバズーカで交信開始。
a 林

 殆ど途切れることなく呼んで戴きます。シジュウカラに似て、腹が褐色の小鳥が3mほど
の距離の濡れた木に来て囀り、ちょこまか飛び回りますが、霧雨に霞んで良く見えません。

 霧雨は昼少し前に上がりましたが、数人のハイカーが焼き肉宴会?を始め、小鳥は来なく
なりました。団体のハイカーが到着して小休止。四阿の屋根の下は一時は満員御礼でしたが、
ほどなく、高岩山経由で下山して行かれました。藪こぎで、かなり濡れたのではないでしょうか。

 14:45交信終了。15:00撤収。まずは芥場峠に戻ります。
b マムシグサ

c 登りtyjづ

 朝来た道を分岐点の四阿まで下ったところで、あまり歩いた事の無い、岩石園を通って
みる事にしました。良く整備された沢筋のルートに入ると、、霧はありませんが暗い。
ウグイスの声が聞こえます。
d 岩石園1

e 岩石園2

f ガクウツギ
 途中、狭い鉄板のかなり急な階段のおっかなびっくりの昇降などがあり、分岐点の四阿から
一時間半ほどで、長尾平に出ました。朝来た道よりもかなり時間が掛かりましたが、歩くには
オモシロイ道でした。御岳神社参道を下ります。
g ??


h ?

 ケーブル駅の手前で時間は17:00。ケーブル下発 御獄駅行きバスは17:43。
ケーブル脇の道を下る事にしました。
i ケーブル下へ
 青梅マラソンの時には、かなり短時間で駆け上がる道のはずですが、かなり早いペースで
下ったつもりでしたが、バスにはギリギリでやっと間に合いました。

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モクソンのターンスタイルアンテナ 430MHz用

(1)はじめに
   2エレ・モクソンアンテナで、ターンスタイルを組んでみました。
  以前作ったturnstile('10.02.05 本ブログ記事)は2エレ・八木を組んだものでした。
  八木をモクソンに替えたらもっと良くなるかな?という興味でしたが、結果は残念ながら


(2)作成
 アンテナの部品です。右端のBNC-P-117コネクタに取りつけた、白色のガラスフィラー入り
 φ8プラスチックパイプの内部に1.5C-2V及び1.5D-2Vケーブルで構成した給電線を導通
 しました。写真の、φ8パイプの左端からハミ出した1.5D-2V同軸線でモクソンに給電します。
  2対のモクソンアンテナは、それぞれ同形状の2部品で構成し、φ8パイプに取りつけた
 端子に接続する事で、組み立てます。
1 分解


 組み立てたアンテナを万力で垂直に支持しています。尚、430FMでの使用時はφ8パイプが
水平となる状態で、アンテナ正面から見て、エレメントが(+)に見える状態で使用します。 
2 全体形状

 アンテナ上部です。3mm厚、□20mmのアクリル板の中央にφ8パイプを貫通させ、アクリル
板の対角線上にDIYで購入した自動車補修用の端子(オス端子)の電線圧着部を平らに伸ばして
M2ねじで固定しました。これに対する、モクソンアンテナの「横棒」-φ3黄銅パイプ-の端部
にメス端子を半田付けし、挿抜可能にしました。使用したオス端子接触部の横幅は、約2.7mm。
3 上

 同じくモクソンアンテナの下部の取付け部です。赤い電線で、オス端子間を接続しました。
4 下

 モクソンアンテナの「縦棒」部分です。(写真は横ですが)φ1ステンレスワイヤロープ
で屈曲可能に構成しました。3mm厚、9*24mmアクリル板に、金属部の間隔が17mmに
なるように、M3ねじで固定。
5 エレメント

モクソンの寸法です。
6 もくそん寸法

   φ8パイプに挿通した給電線(1.5C-2V、1.5D-2V)構成です。各同軸ケーブルの長さは
  1/4λ及び1/4λ*2で、短縮率0.67として算出しました。 
3 給電方法


(3)性能
 (a)SWR
   392~438MHzの範囲で1.1以下でした。SWRの最低値は410MHz付近で、かなり
  低いところになりましたが、モクソンアンテナの寸法調整が出来ないので、これで我慢です。


 (b)簡易電界強度計での比較。
  距離2.2m 出力1wでの簡易電界強度計の電流計の最大値です。
 前回('10.02.059作成のturnstileは既に破損しており、直接の比較が出来ませんが、
 前回と今回の測定値を併記します。
7 電界強度計
 注1)モクソンのturnstileについてはφ8パイプが水平になる状態で電界強度計に向け、
    正面から見てアンテナエレメントが(+)に見える状態での値です。(X)に見える
    状態では簡易電界強度計の最大振れは50μAでした。
 注2)クロスループ、QHA、turnstileについては'10.02.05の本ブログの記事を御参照下さい。


(4)その他
 (a)簡易電界強度計の結果からは、turnstileについては八木>モクソンの結果の様です。
    前記の様に、SWRの中心値が低い周波数にあり、モクソンの性能が出ていないのかも。
     今回はモクソンアンテナのエレメント寸法の調整が出来ない状態で作ってしまい、
    SWRの調整が出来ませんでした。

 (b)モクソンアンテナのエレメントの一部を、柔軟に曲がるφ1ステンレスワイヤで構成
    したので、分解運搬時のエレメントの収容性は良いのですが、φ8パイプに放射状に
    固定した端子がリュックサックの中で押し曲げられる恐れがあり、何か保護対策が
    必要の様です。

 (c)同軸ケーブル(特に1.5C-2Vの)短縮率は測定したわけでもなく、ただ単純に0.67
    としましたが、良いのか悪いのか、まあ大勢に影響ナシですが、、。

 (d)使用した自動車用の「ミニチュアサイズのファストン端子」は錫メッキ付きで、半田
    付けの時間が長すぎるとメッキ層が溶けて端子接続部に流れ込む不都合がありました。    
    やはり自動車用の、メッキ無しのギボシ端子の方が良かったかも。

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'10.05.16 草戸山(364m) 東京都町田市。

 50cc原チャリで出発。リュックサックはハンドルの下に足で挟んで乗せています。
早朝で車が少なく、1時間で常置場所と同じ町田市内の大戸沢青少年センターに到着。
予報は曇でしたが、青空が見えてきました。
1 ハルジョオン
    ハルジョオン

2 ムラサキサギ1ゴケ
    ムラサキサギゴケ

 青少年センターから草戸山まで僅かな距離ですが、城山湖を一周する良く整備された
ハイキングコースに入るまでは、崩れかけた急な登りもあり、登山靴は必要です。
 町田市と相模原市の境界を出たり入ったりしながら登ってゆき、町田市の一番端っこに
草戸山があります。尚、城山湖一周のハイキングコースの大部分は相模原市緑区です。
3 登り道

 ともあれ、草戸山に到着。樹木に囲まれた日溜まりです。山頂に丸太で組まれた
展望台に上がってみましたが、直ぐ眼下のはずの城山湖は樹木に遮られて見えません。
4 ミズキ
   草戸山 山頂のミズキ

5 泰山木?
   草戸山 山頂の泰山木

 ベンチを借りてアンテナを組み立てました。左から6エレダブルバズーカ。帯鋼の
クロスループ、3エレbobtail。しばらくワッチしてみました。今日は群馬コンテストが
行われています。ダブルバズーカとbobotailはやはりほぼ同じ受信レポートでした。
6 アンテナ

 08:00 CQ送信開始。アンテナのすぐ前を熊蜂が行ったり来たり。すぐ近くで、小鳥が
 ”大声で”鳴き始めました。城山湖の対岸と同様に、標高の割にはロケが良い感じです。
青空に薄雲。日射しが強く半袖Tシャツから露出した前腕が日に焼ける感じ。
数組のハイカーが通過しますが静かです。
7 キツネノボタン
    キツネノボタン

 昼近く、ボーイスカウトの子供達が到着して突然賑やかになり、大声の小鳥は静かに。
周囲の樹木の梢が風に揺れていますが、山頂は殆ど風を感じず。熊蜂は相変わらず間近を
往復しながら、蝶を追い払ったりしています。
8ニガナ
     ニガナ

 昼少し前にCQ運用を終わり、移動中のフレンド局 数局に交信して戴いてから撤収。
草戸山の山頂で分かれる城山湖一周のハイキングコースの、高尾山口に向かう道に入り
途中の草戸峠から朝の青少年センターに下ります。
9 スミレ
    小さなスミレ

 来た道は相模原市と町田市の境界を行ったり来たりでしたが、帰り道は八王子市と町田市
との境界線上を歩いている様で、朝と同様に幾つかの境界標識を見掛けながら下ります。
a タチイヌノフグリ
   タチイヌノフグリ

 ほどなく、野外炊事場から、朝の大地沢青少年センターまで下りました。
高い所に藤が咲いていますが、ジャケツイバラはまだの様で、残念。
b エビネ
   エビネ

c ホウコグサ
    ホウコグサ

 大地沢センター脇の運動場?に降りるとレンゲがまだ咲いていました。黄色はタビラコ。
d レンゲの原

e レンゲ


 また、リュックサックを足で挟んで、帰路は原チャリ1.5時間でした。

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'10.05.09 陣馬山(855m) 相模原市緑区

 混雑を予想して、いつもより30分早い電車で高尾駅に着きましたが、バス停には既に10名
ほど並んでいます。今日は八峰登山大会の開催日。その末尾に荷を降ろし、文庫本を開いた後
へ、更に次々とハイカーが並び、長い列が更に伸びてゆきます。ともあれ、満員の臨時バスは、
途中何処にも停まらずに陣馬高原下バス停に到着。たちまち、バス停はハイカーで溢れます。

0 道標

 バス停の少し先、大勢が並んで待機中の、八峰登山大会陣馬山-高尾山コース受付の
脇を通り、舗装道から山道に入ります。 快晴、そよ風が爽やか。 
1 ラショウモンカズラ
   ラショウモンカズラ

2 チゴユリ
     チゴユリ

 数組のかなりの年配ハイカーと前後して登っていたのですが、まず、荒い息遣いの
若いハイカーが追い抜いて行き、更に次々に八峰登山大会参加のリボンを付けたハイカーが
登って行かれます。
3 ヒトリシズカ
      ヒトリシズカ

4 和田峠へ


5 ニリンソウ
   ニリンソウ

6 ヘビイチゴ
     ヘビイチゴ

7 山頂付近の

8 ウマノアシガタ
    ウマノアシガタ

9 クサイチゴ
     クサイチゴ


 山頂直下の草原に
a コイノボリ

 鯉のぼりの直ぐ上です。 遠くの方は春霞。富士山はかろうじて見えています。
b 富士山

 そのまた直ぐ上の山頂のベンチに先着の4局が既にアンテナを組立てています。
21MHzヘンテナ、50MHzダイポール、430MHz 3エレ・八木(データ通信)
山の主局と二人で430MHzFMで開始。もう一人の山の主局は今日は用事で遅くなる
との事です。
c スミレb

 山頂は八峰登山大会の幟が立ち、次々登ってくる参加者、一般ハイカーで賑やか。

 今日は、6エレ・ダブルバズーカと3エレbobtailとの比較です。bobteilがS1弱い受信が
2局あった以外に、送受信共に差がありません。bobtailの形状が立体で、ダブルバズーカに
較べて嵩張る事で、軍配はダブルバズ-カに上げる事としました。
d キジムシロ
      キジムシロ

 お昼に、もう一人の山の主局が到着。昼過ぎ、430MHzデータ通信の局、50MHz局が下山。
21Mhzも多数の交信を行って下山して山頂は3局が残りました。今熊山を起点とするコースの
八峰登山大会の参加者が引き続き山頂を通過して賑やかでしたが、15時を過ぎると山頂も静か
になりました。15:30撤収。
e 名前わからず
   名前わかりません

 帰路は、もういちどニリンソウの群落を経て和田峠へ。山の主局の車で、藤野駅に送って
戴く途中の車中から 高いところに咲く藤がキレイでした。
f 和田峠へ分岐点

 アンテナの脇に日よけに傘を固定し、麦わら帽子も被って運用したのですが、半袖Tシャツ
から出ていた前腕が日焼けでヒリヒリ。 顔も、無精ひげの柔肌が更に黒くなった様です。

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