
(1) 始めに
この頃いじっている2エレの八木の感じが良いので、同じ給電部で6エレを作り
ました。簡易電界強度計で、常用している6エレ・ダブルバズーカと比較した
ところ、「ほぼ同等の性能」でした。
2エレ八木については本ブログの!10.10.11及び’10.10.26の記事をご参照下さい。
(2) 制作

まず給電部をφ7のガラスフィラ入りプラスチックパイプ上に組み立てました。木綿糸と
瞬間接着剤で固定後エポキシ接着剤で補強するのは前回の2エレと同じです。
φ6ステンレスパイプのブームにD1~D4の4本の導波器(φ4アルミパイプ、長さは
6エレ・ダブルバズーカのものと同一)を。給電部の後方に反射器Re(φ6アルミパイプ)
を、それぞれ輪ゴムで仮固定し、主に反射器Reと放射器D1の位置を動かしてSWRを
調整しました。調整はかなり微妙でしたが、なんとかSWRは下がりました。
SWR調整後の各エレメント位置です。

後は、各エレメントの保持、ブームの分割/連結処理など行って完成

分解した状態です。 放射器と反射器 ずいぶん傾いて固定しちまった。

(3) 比較

(簡易電界強度計は距離2m 出力1Wで比較))
(4)その他
(a)少なくとも簡易電界強度計での比較では6エレの八木とダブルバズーカとは
同等という結果です。ビームの切れは狭い室内に設置した簡易電界強度計
での評価は無理で、実際の使い勝手も含めて移動運用で比較しようと思います。
携帯性は、放射器と反射器を共にφ6プラスチックパイプ上に固定した為に
少し嵩張りました。次回作る時には、、、
(b)八木のSWRが高い周波数に偏りました。導波器(たぶんD1)を少し長くする
と良いかも知れません。
SWR調整は前記の様に微妙で、僅かなエレメント位置の変化で大きくSWRが
変化し、又周囲の物品の影響も強く受ける様で、SWRの安定性(という定義が
有るかどうか知りませんが)はダブルバズーカにかなり劣る様です。
(c)2エレの感じから、6エレの八木はもしかしたら6エレ・ダブルバズーカより
良いのでは? と云う期待を持ったのですが、「エレメント数の増加ほどには
利得は伸びない。」という事の様です。
この頃いじっている2エレの八木の感じが良いので、同じ給電部で6エレを作り
ました。簡易電界強度計で、常用している6エレ・ダブルバズーカと比較した
ところ、「ほぼ同等の性能」でした。
2エレ八木については本ブログの!10.10.11及び’10.10.26の記事をご参照下さい。
(2) 制作

まず給電部をφ7のガラスフィラ入りプラスチックパイプ上に組み立てました。木綿糸と
瞬間接着剤で固定後エポキシ接着剤で補強するのは前回の2エレと同じです。
φ6ステンレスパイプのブームにD1~D4の4本の導波器(φ4アルミパイプ、長さは
6エレ・ダブルバズーカのものと同一)を。給電部の後方に反射器Re(φ6アルミパイプ)
を、それぞれ輪ゴムで仮固定し、主に反射器Reと放射器D1の位置を動かしてSWRを
調整しました。調整はかなり微妙でしたが、なんとかSWRは下がりました。
SWR調整後の各エレメント位置です。

後は、各エレメントの保持、ブームの分割/連結処理など行って完成

分解した状態です。 放射器と反射器 ずいぶん傾いて固定しちまった。

(3) 比較

(簡易電界強度計は距離2m 出力1Wで比較))
(4)その他
(a)少なくとも簡易電界強度計での比較では6エレの八木とダブルバズーカとは
同等という結果です。ビームの切れは狭い室内に設置した簡易電界強度計
での評価は無理で、実際の使い勝手も含めて移動運用で比較しようと思います。
携帯性は、放射器と反射器を共にφ6プラスチックパイプ上に固定した為に
少し嵩張りました。次回作る時には、、、
(b)八木のSWRが高い周波数に偏りました。導波器(たぶんD1)を少し長くする
と良いかも知れません。
SWR調整は前記の様に微妙で、僅かなエレメント位置の変化で大きくSWRが
変化し、又周囲の物品の影響も強く受ける様で、SWRの安定性(という定義が
有るかどうか知りませんが)はダブルバズーカにかなり劣る様です。
(c)2エレの感じから、6エレの八木はもしかしたら6エレ・ダブルバズーカより
良いのでは? と云う期待を持ったのですが、「エレメント数の増加ほどには
利得は伸びない。」という事の様です。


