(1) はじめに
大昔に購入して一度も使っていないFT-817(7MHz帯の帯域変更も未処理)を
ちょと重いけど、使ってみようか?という気に、ようやくなって。(随分と遅いぜ)
去年、屋根から撤去したアンテナのバラン(市販品)が残っていましたので、随分と
久しぶりに
50MHz用のアンテナを作ってみました。
(2) お手軽に、バランにエレメントを付けただけの
ダイポールです。
バランの端子の角度そのままに120°のV型
ダイポール。エレメントの片側長は
1375mm。 バランは、4.5m長のグラスファイバーの渓流用釣竿に取り付けました。

エレメント長さを少し切りすぎて、SWRは50.3~51.3MHzの範囲内で1.1。
SWRの値も周波数範囲も周囲の影響でかなり変動します。
エレメントはφ8薄肉ステンレスパイプに伸張時約53cmのロッドアンテナを継ぎ足し、
M5ネジを取り付けてバランの端子に直接ねじ込みます。移動用にエレメントは2分割
して継ぎ足して使用します。 バランにはM型→BNC変換コネクタを取り付けました

バランの裏側にはプラスチック板をガスの炎で焙って曲げて取り付け、釣り竿に固定
出来る様にしましたが、プラスチック板が焼けこげて、かなり不細工。

収納状態 一番上が釣り竿 分割後のエレメントは約50cm長。

(3) その他
(a)
50MHz用は、大昔にヘンテナを作ったことがあるだけで、未経験と同様。今回は
フレンド局の市販品を参考に、たぶんこんな?で作ってみましたが、430MHz用とは
異なり、机上でちょこっと作って調整とはゆかず、家を出たり入ったりの手間が
かかる調整、加工となりました。
50MHz用のアンテナを更に作るのなら、簡易電界
強度計での比較も含め、鶴見川沿いの遊歩道のどこかに調整、加工する場所を探す
事になりそうです。
(b)長い間 ほったらかしのFT-817がちゃんと動くのか、少し不安ですが、ともかく
ディスプレイが見難い感じでしたのでスタンドを付けてみました。

スタンドの収納 φ5黄銅パイプ先端 のバナナチップで挿抜可能です。

(c)ちょっとした気の迷いで その気になってはみたものの、FT-817の重さは約1kg。
探し出した外部バッテリーを加えると、合計で水1.7リットル分の重量。
X=この重量/自分の体力という計算式の解は? 良い値にはなりそうにない。
トレーニング&ダイエットは、、 明日から行う事にしま、、 たぶん。