
(1) はじめに
フレンド局から戴いた市販品のエレメントと短縮コイルに自作のバランを接続
してV型ダイポールにしてみましたがSWRは21.1~21.3MHzの範囲内で1.7以下
21.2MHzで1.3と かなり狭い範囲内でしか使えない。(’12.08.03の記事です)
そこで素人は考えた。「SWRのこの狭さは短縮コイルが原因ではなかろうか?」
短縮コイルの替わりに、金属パイプのエレメントを継ぎ足せば。全長は片側3.5m
もあれば良いかな? 給電部は前回のものを そのまま使い、根本は市販品の1mの
ロッドアンテナ。先端側は大昔作った6mダイポール。その間をテキトーなパイプで
繋いでやれば、ナントカナルンデないかい?
(2) ところが、
炎天の鶴見川沿いの遊歩道で組み立ててみると、エレメントが撓んでV型にならない。
給電部でのエレメントの開き角度は120°なのに、殆ど水平ダイポールに近い。
それでも エレメントを伸縮して調整してみた。 が、SWRが20.4~22.0MHzの範囲
で2.0以下。21.2MHzで1.6(最低値)で これ以上には良くなりそうにない。 中止。

エレメントがいまにも折れそうだし。 暑いし。 蚊に喰われるし。
(3) その他
(a)給電部の地上高は3m弱でした。少し足りなかったかも知れません。
(b)こんなに撓むとは!!
(c)V型ダイポールはあきらめて、デルタループを狙った方が良いかな?
(4) 蛇足
上が今回のエレメント 下が短縮コイルを含む市販品のエレメント。

下図 エレメント各部の重さと長さ

長さ9cmほどの短縮コイルが、3.5mほどのエレメントを1.5mに短縮。それはさておき
上図の下の市販品エレメント構成では見た目には殆ど撓みませんが、今回のエレメント
は根本側の青いロッドアンテナが大きく撓み 破損が懸念されました。
今回のエレメントの先端側は、大昔に作った6m水平ダイポールのエレメントの流用。
――アルミパイプ(最大径φ8肉厚1mmから2mm置きに順次細くなる))を4本連結。
中間の上の図でピンクの連結パイプは、今回作成したもので、φ8の薄肉ステンレス
パイプを3本、短尺のφ9黄銅パイプで連結したもの。根本側は、市販品のステンレス
のロッドアンテナ(上図 下の青色と同じもの)を流用、伸縮してSWRを調整。
今回のエレメント。先端の水色とピンクはさほど大きな撓みではありません。付け根の
市販品ロッドアンテナが最も大きく撓みます。これをステンレスパイプなどに交換する
と、全体の撓みが小さくなって「V型」になるかも
フレンド局から戴いた市販品のエレメントと短縮コイルに自作のバランを接続
してV型ダイポールにしてみましたがSWRは21.1~21.3MHzの範囲内で1.7以下
21.2MHzで1.3と かなり狭い範囲内でしか使えない。(’12.08.03の記事です)
そこで素人は考えた。「SWRのこの狭さは短縮コイルが原因ではなかろうか?」
短縮コイルの替わりに、金属パイプのエレメントを継ぎ足せば。全長は片側3.5m
もあれば良いかな? 給電部は前回のものを そのまま使い、根本は市販品の1mの
ロッドアンテナ。先端側は大昔作った6mダイポール。その間をテキトーなパイプで
繋いでやれば、ナントカナルンデないかい?
(2) ところが、
炎天の鶴見川沿いの遊歩道で組み立ててみると、エレメントが撓んでV型にならない。
給電部でのエレメントの開き角度は120°なのに、殆ど水平ダイポールに近い。
それでも エレメントを伸縮して調整してみた。 が、SWRが20.4~22.0MHzの範囲
で2.0以下。21.2MHzで1.6(最低値)で これ以上には良くなりそうにない。 中止。

エレメントがいまにも折れそうだし。 暑いし。 蚊に喰われるし。
(3) その他
(a)給電部の地上高は3m弱でした。少し足りなかったかも知れません。
(b)こんなに撓むとは!!
(c)V型ダイポールはあきらめて、デルタループを狙った方が良いかな?
(4) 蛇足
上が今回のエレメント 下が短縮コイルを含む市販品のエレメント。

下図 エレメント各部の重さと長さ

長さ9cmほどの短縮コイルが、3.5mほどのエレメントを1.5mに短縮。それはさておき
上図の下の市販品エレメント構成では見た目には殆ど撓みませんが、今回のエレメント
は根本側の青いロッドアンテナが大きく撓み 破損が懸念されました。
今回のエレメントの先端側は、大昔に作った6m水平ダイポールのエレメントの流用。
――アルミパイプ(最大径φ8肉厚1mmから2mm置きに順次細くなる))を4本連結。
中間の上の図でピンクの連結パイプは、今回作成したもので、φ8の薄肉ステンレス
パイプを3本、短尺のφ9黄銅パイプで連結したもの。根本側は、市販品のステンレス
のロッドアンテナ(上図 下の青色と同じもの)を流用、伸縮してSWRを調整。
今回のエレメント。先端の水色とピンクはさほど大きな撓みではありません。付け根の
市販品ロッドアンテナが最も大きく撓みます。これをステンレスパイプなどに交換する
と、全体の撓みが小さくなって「V型」になるかも


