(1) はじめに
ネットには144MHz用J型アンテナの製作例、寸法がいっぱいありました。海外の
HPが多く、アンテナの寸法は似通っていますが、少しづつ異なっています。
今回は下記のHPを参照しましたが、SWRの調整で少し寸法が変化しています。
http://www.qsl.net/wrav/2mjpole.htm
(2) あんまり長いので横にしました。 1.6mあります。

寸法(も横にしました)

BNCの外側面(外部導体)を長さ565mmのエレメントに半田付け。BNCの中心導体に
半田付けしたφ3黄銅パイプの先端を長さ1618mmのエレメントに半田付けしました。
長さ565mmのエレメントは\100店のピックアップツール転用のロッドアンテナを利用。
先端に約30mm継ぎ足しました。長さ1618mmのエレメントはφ8薄肉ステンレスパイプ
を3本繋ぎ、3本目のパイプ゚に¥100店のピックアップツール転用のロッドアンテナを
繋ぎました。双方のエレメントはφ10薄肉ステンレスパイプにφ8及びφ7の穴を開けて
挿入し、半田付けで固定しました。SWRは短い方(長さ565mm)のエレメント長さで調整。
143.~146][MHzの範囲内で1.1以下になりました。
比較(も横にしました)

上から430MHz用J型アンテナ 144MHz用J型 市販品430/144MHz用ホイップ
電界強度、144MHzは秋月通商の電界強度計キットで、430MHzはいつもの簡易電界強度計
で、いずれもハンディ機のFMで出力1W、距離2mで。

分解、収納時
430MHz用J型は185mm。 144MHzJ型は430mm。 市販品は235mmに収納。

(3) その他
(a)「こんなに長いのかぁ!!」という印象です。その割りには電界強度は市販品と
同等です。そのうちに 実際の運用で比較しては見ますが、、まいったね。
(b)前記の様に参照したHPはたくさんあり、記載寸法は「大体同じで、少し違う。」
といった感じです。 使用材料、パイプの径などで少しづつ違ってしまうのかな?
(c)430MHz用のJ型アンテナ(’08.05.03の記事)の給電はネット上の各HPの
記事と少し異なりますが、1992年のJARLニュースの記事を参照して作りました。
アンテナの性能がどうなるかなどは解りませんが、BNCでアンテナ全体を支持
する構造で、144MH用の長いアンテナには不向きと思います。