
(1) はじめに
何度か、移動用の垂直系アンテナのラジアルを作りました。ねじで給電部から着脱
可能とするために、「φ4アルミパイプにM3ねじを挿入、M2ねじで固定する。」
だけの加工ですが、素人が苦労しています。
(2) 使用する工具

①φ3くらいのφヤスリ(¥100店で購入)②ピンバイス(¥100店に同じ機能の商品あり)
③φ1.5ドリル(M2のねじの下穴用なので、本来なら2*0.8=φ1.6が適当です)
④M2タップ(#2タップです。 ⑤タップハンドル(やや小さめ150mm)
⑥ニッパ(大き目200mm 帯鋼もこれで切れます)

⑦最近更新したドリルドライバ(電池の持ち、あまり良くない) ⑨油
⑨卓上用万力(口金はアルミ。もっとシッカリしたのが欲しい。)
材料は、φ4アルミパイプ(肉厚0.5)、M3ねじ(材質:鉄 長さ50mm)など
(3) 加工の順序

2〜3回の削りで写真の様になります。罫書きは、細い油性ペンを使用しています。

ピンバイスに固定するドリルはφ1.5〜2程度が適当と思います。

ドライバドリルは(回転が遅い、回転トルクが小さい)ので(私のような素人には)
使いやすい。ドライバドリルは両手で支持、左前腕を万力に押し付けて保持しています。



写真は鉄材質のねじです。ステンレスねじは(私には)加工できません。



M2タップは簡単に折れるので、力加減が解るように万力を使用せずに加工しています。
⑧油は必須。

以上の加工での切削屑は量は少ないが、細かいので注意。加工の都度清掃するのがbest
(4) 蛇足
(a)薄肉パイプ(特にアルミパイプ)はセンターポンチを打つと変形しやすいので、
ピンバイスで代用しています。ドリル刃は、φ1.5〜2mmを使用しています。
ピンバイスの替わりに「時計ドライバの柄に細いドリル刃を植えたモノ」が
¥100店にあり、充分に代用出来ます。
(b)M2タップは切れ味が落ちると更に折れやすくなる様です。少し力を入れ過ぎると
極く簡単に折れます。本来は(玄人なら?)工作物を万力で固定して加工?ですが
力の加減が解りやすいように、工作物を手で保持しています。 意地を張らずに、
パイプも太めにして、比較的折れにくいM3〜M4のタップにしたらどうかね?
(c)M3ねじのねじ部の外径はφ2.84程度です。肉厚0.5のφ4アルミパイプに挿入
すると、かなりガタツキますので、長めのねじ(たぶん30mm以上)が良いです。
(d)アルミパイプと鉄ねじを、重ねて一気に穴あけ。は、何度か失敗しています。
ドリル刃がアルミを貫通して鉄ねじに達した時に(切削抵抗が急増する為?)
ドリルが横滑りしてアルミの穴を切り広げてしまいました。
(え)最後に、
アルミパイプと鉄ねじで、M2のねじを切るのに苦労してラジアルを作ったのに、
穴あけ&M2ねじ止めの箇所は強度が小さく、不用意に力をかけると折れます。
銅または黄銅のパイプを使って、パイプに開けた穴から鉄ねじを半田付け固定
する方が、よっぽど簡単で、強度もあり、気が利いているなぁ。 わっはっは。
最後まで読んで戴き、ありがとうございました。
何度か、移動用の垂直系アンテナのラジアルを作りました。ねじで給電部から着脱
可能とするために、「φ4アルミパイプにM3ねじを挿入、M2ねじで固定する。」
だけの加工ですが、素人が苦労しています。
(2) 使用する工具

①φ3くらいのφヤスリ(¥100店で購入)②ピンバイス(¥100店に同じ機能の商品あり)
③φ1.5ドリル(M2のねじの下穴用なので、本来なら2*0.8=φ1.6が適当です)
④M2タップ(#2タップです。 ⑤タップハンドル(やや小さめ150mm)
⑥ニッパ(大き目200mm 帯鋼もこれで切れます)

⑦最近更新したドリルドライバ(電池の持ち、あまり良くない) ⑨油
⑨卓上用万力(口金はアルミ。もっとシッカリしたのが欲しい。)
材料は、φ4アルミパイプ(肉厚0.5)、M3ねじ(材質:鉄 長さ50mm)など
(3) 加工の順序

2〜3回の削りで写真の様になります。罫書きは、細い油性ペンを使用しています。

ピンバイスに固定するドリルはφ1.5〜2程度が適当と思います。

ドライバドリルは(回転が遅い、回転トルクが小さい)ので(私のような素人には)
使いやすい。ドライバドリルは両手で支持、左前腕を万力に押し付けて保持しています。



写真は鉄材質のねじです。ステンレスねじは(私には)加工できません。



M2タップは簡単に折れるので、力加減が解るように万力を使用せずに加工しています。
⑧油は必須。

以上の加工での切削屑は量は少ないが、細かいので注意。加工の都度清掃するのがbest
(4) 蛇足
(a)薄肉パイプ(特にアルミパイプ)はセンターポンチを打つと変形しやすいので、
ピンバイスで代用しています。ドリル刃は、φ1.5〜2mmを使用しています。
ピンバイスの替わりに「時計ドライバの柄に細いドリル刃を植えたモノ」が
¥100店にあり、充分に代用出来ます。
(b)M2タップは切れ味が落ちると更に折れやすくなる様です。少し力を入れ過ぎると
極く簡単に折れます。本来は(玄人なら?)工作物を万力で固定して加工?ですが
力の加減が解りやすいように、工作物を手で保持しています。 意地を張らずに、
パイプも太めにして、比較的折れにくいM3〜M4のタップにしたらどうかね?
(c)M3ねじのねじ部の外径はφ2.84程度です。肉厚0.5のφ4アルミパイプに挿入
すると、かなりガタツキますので、長めのねじ(たぶん30mm以上)が良いです。
(d)アルミパイプと鉄ねじを、重ねて一気に穴あけ。は、何度か失敗しています。
ドリル刃がアルミを貫通して鉄ねじに達した時に(切削抵抗が急増する為?)
ドリルが横滑りしてアルミの穴を切り広げてしまいました。
(え)最後に、
アルミパイプと鉄ねじで、M2のねじを切るのに苦労してラジアルを作ったのに、
穴あけ&M2ねじ止めの箇所は強度が小さく、不用意に力をかけると折れます。
銅または黄銅のパイプを使って、パイプに開けた穴から鉄ねじを半田付け固定
する方が、よっぽど簡単で、強度もあり、気が利いているなぁ。 わっはっは。
最後まで読んで戴き、ありがとうございました。


