(1) はじめに
いつもの様に ちょっと変わった形のアンテナをネットで見つけて、いつもの様に
作ってみましたが、いつもの様に うまく作れなかった。
参照HP: http://www.dxzone.com/cgi-bin/dir/jump2.cgi?ID=28893
(2)こんなのを。 横幅約1m*縦75cm 重量150g

ジグザクの赤い0.5sq.電線の両端上下にに短いφ4アルミパイプのエレメントがRaです。
その後方72mmに4対の垂直Re(下図では緑色 φ4アルミパイプ)を配置。
中央、横に1本の白い樹脂パイプの「背骨」に、各エレメントを着脱可能に取り付け。

Ra両端の垂直エレメントと4対のReだけは、参照HPの寸法よりも少し長めに作り、
インピーダンスンス200Ωなので、4:1バランを接続して、長めのエレメントを切り詰めてSWR調整した結果 432MHz:1.8 433MHz:1.6 434MHz1.4 438MHz:1.5。
いつもの簡易電界強度計 距離2m 出力1Wでは、300μAの指示値でした。
参照HPにはSWR:1.1 Ga:12.67dBi の記載がありました。 所期の性能が出ません。.
どこをどう修正したら良いのかも解りません。
今回のアンテナは分解して忘れてしまい。 しばらく そのうち 忘れた頃に
「ちょっと変わったナンテナ見つけた」という事で、作るかな? 作らないかな?
(3)蛇足
いつもの様に、分解/収納可能であるように作りました。エレメント以外の構造材は
DIYで入手した樹脂パイプ(ABS樹脂?)の φ5、φ8、φ12 を加工しました。
Re側から見た状態 各エレメントは、中心のφ8樹脂パイプの背骨に、パイプ断面の円形
の一部を切除して断面C型にしたφ12パイプを パチンと嵌めて支持します。

背骨はアンテナ完成後に3分割するつもりでしたが、簡易電界強度計の結果をみて止めた。
Ra分解状態(一番外側の一番長いエレメント のみ2分割しました)

Re分解状態(各エレメント2分割 短い横棒と分割)

(4) 蛇足の蛇足
(a)参照HPの寸法データをMMANAに入力しました。
参照HPに記載のないエレメント径は、Raφ1.6 Reφ4.0 としました。
SWRが大きい以外は、参照HP記載の計算ソフトの出力と 大体同じです。

(b)アンテナの寸法が大きめで、混雑する山頂で運用するのはどうかな?と思いながら
作っていました。 まあ、ハイカーの邪魔になる心配は無くなりましたが。