
(1) はじめに
たまには「ガンマーマッチ」の八木でも とは思へど のデータの作り方が解らない。
ところがMMANAの付録の4*12ele yagi 430MHz(12エレ八木の水平4スタックです)
がそのガンマーマッチでありました。 しめこのうさうさ。
12エレは私の移動用には大きすぎると思い、7エレに書き直して、、。
(2) そんな事です。

ブームはφ3ステンレス棒(2本継ぎ)給電部エレメントはφ4黄銅パイプ。それ以外の
各エレメントはφ4アルミパイプ
コンデンサは1.5D-2Vで代用。外被を除去し、φ4黄銅パイプのマッチングロッドに挿入。

給電エレメントはφ5(内径φ3)樹脂パイプと樹脂板で支持し、樹脂パイプにスリ割りを
入れてブームにぱちんと填め込み固定します。

φ4アルミパイプのエレメントはブームに半田付けしたφ5(肉厚0.5)の黄銅パイプに
挿入、支持します。
寸法:SWR調整の過程で、RaのみMMANAの定義よりも3mm短くなりました。

分解収納状態:重量123gr.(ブーム58g 給電エレメント36g 他のエレメント計29g)

(3)SWR調整
Raとコンデンサ代わりの1.5D-2Vを長めに、他のエレメントはMMANAの定義通りに
作り、Raを切り詰め、433MHzで1.2(最低値)となったところで、1.5D-2Vを4cm
まで切り詰めたところ、最低値が437MHzで1.0に。Raを少し継ぎ足したところ、
433MHzで1.2(最低値)に。ここで1.5D-2Vを38mmに切り詰めて、大体MMANA
の定義データ(3.78μF)位かな?なったところで、SWRは
431MHz:1.2 432MHz:1.1 433MHz:1.05 434MHz:1.1 435MHz:1.2 に。
Ra長も1.5D-2Vの長さもかなり微妙な調整でした。 通常はBNC周辺を防水&補強
の為に、エポキシ接着剤で固めるのですが、今回はエポキシ無しで「そーっとしとこ」
調整中1.5D-2Vは中心導体のみBNCに半田付けし、調整の都度半田付けを溶かして
1.5D-2Vをマッチングロッドから抜いて切り詰め、マッチングロッドに挿入、中心導体
をBNCに半田付けの繰り返し。 調整後に1.5D-2Vの外部導体をマッチングロッドに
半田付けしました。 とこう書くと かなりの手間ですが、案外 さほどでもなく。
(4)いつもの簡易電界強度計 距離2m 出力1Wで比較
今回の7エレ八木:460μA
7エレループ八木:460μA(本ブログ’09.10.03の記事 位相給電ではないループ八木)

(5)蛇足
(a)SWR調整がかなり微妙でしたので、移動時の組み立て再現性が気になります。
給電部の固定を樹脂パイプに弾性に頼っており、樹脂パイプ材質の剛性が小さめ
である事も懸念点です。この次作ることがあるなら、も少し工夫が必要です。
(b)ガンマ-マッチの八木は性能が良さそうではありますが、直接給電との比較を
サンプル数1で云々するのは いくらなんでも。
(c)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義

たまには「ガンマーマッチ」の八木でも とは思へど のデータの作り方が解らない。
ところがMMANAの付録の4*12ele yagi 430MHz(12エレ八木の水平4スタックです)
がそのガンマーマッチでありました。 しめこのうさうさ。
12エレは私の移動用には大きすぎると思い、7エレに書き直して、、。
(2) そんな事です。

ブームはφ3ステンレス棒(2本継ぎ)給電部エレメントはφ4黄銅パイプ。それ以外の
各エレメントはφ4アルミパイプ
コンデンサは1.5D-2Vで代用。外被を除去し、φ4黄銅パイプのマッチングロッドに挿入。

給電エレメントはφ5(内径φ3)樹脂パイプと樹脂板で支持し、樹脂パイプにスリ割りを
入れてブームにぱちんと填め込み固定します。

φ4アルミパイプのエレメントはブームに半田付けしたφ5(肉厚0.5)の黄銅パイプに
挿入、支持します。
寸法:SWR調整の過程で、RaのみMMANAの定義よりも3mm短くなりました。

分解収納状態:重量123gr.(ブーム58g 給電エレメント36g 他のエレメント計29g)

(3)SWR調整
Raとコンデンサ代わりの1.5D-2Vを長めに、他のエレメントはMMANAの定義通りに
作り、Raを切り詰め、433MHzで1.2(最低値)となったところで、1.5D-2Vを4cm
まで切り詰めたところ、最低値が437MHzで1.0に。Raを少し継ぎ足したところ、
433MHzで1.2(最低値)に。ここで1.5D-2Vを38mmに切り詰めて、大体MMANA
の定義データ(3.78μF)位かな?なったところで、SWRは
431MHz:1.2 432MHz:1.1 433MHz:1.05 434MHz:1.1 435MHz:1.2 に。
Ra長も1.5D-2Vの長さもかなり微妙な調整でした。 通常はBNC周辺を防水&補強
の為に、エポキシ接着剤で固めるのですが、今回はエポキシ無しで「そーっとしとこ」
調整中1.5D-2Vは中心導体のみBNCに半田付けし、調整の都度半田付けを溶かして
1.5D-2Vをマッチングロッドから抜いて切り詰め、マッチングロッドに挿入、中心導体
をBNCに半田付けの繰り返し。 調整後に1.5D-2Vの外部導体をマッチングロッドに
半田付けしました。 とこう書くと かなりの手間ですが、案外 さほどでもなく。
(4)いつもの簡易電界強度計 距離2m 出力1Wで比較
今回の7エレ八木:460μA
7エレループ八木:460μA(本ブログ’09.10.03の記事 位相給電ではないループ八木)

(5)蛇足
(a)SWR調整がかなり微妙でしたので、移動時の組み立て再現性が気になります。
給電部の固定を樹脂パイプに弾性に頼っており、樹脂パイプ材質の剛性が小さめ
である事も懸念点です。この次作ることがあるなら、も少し工夫が必要です。
(b)ガンマ-マッチの八木は性能が良さそうではありますが、直接給電との比較を
サンプル数1で云々するのは いくらなんでも。
(c)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義



