(1)はじめに
参照HPは http://dk7zb.darc.de/PVC-Yagis/9-Ele-70cm.htm エレメント径φ4,φ6
ブーム長1.6m Ga:12.07dBi F/B:25dB 水平偏波、英文で読めん。
の寸法のとおりに作れば良いものを、生意気にもMMANAで遊んでから作ったのが
’15.02.07の記事の9エレ八木でした。
このMMANAデータの放射器をFD(折り返しダイポール)に換え、更にMMANAで
遊んでから作って見たのですが、、。
(2)こんな事になりました。
上が今回の。1.6m長のブームはφ6ステンレスパイプ。エレメントはφ4アルミパイプ。
下は比較用の9エレ位相給電ループ八木(’15.01.22の記事)ブーム長は1.3m

MMANAのデータの通りの寸法で、SWRは432.74~433.42MHzの範囲内で1.1以下。
かなり狭いがなんとか使えるかな? いつもの簡易電界強度計で、距離2m 出力100mW
で150μA。同じ条件で、ループ八木は110μAでした。ループ八木は調整不充分とは思うが、
性能は充分良さそうで、これと同程度なら一応の動作はしているものと思います。

FD放射器

エレメント径φ4。肉厚1mmの樹脂パイプを介在させてFDの折り返し間隔を5mmに。
両端折り返し部に肉厚0.5mmのアルミパイプを2本填め、折り返しダイポール長さを
変えてSWRを調整した後にM2ねじで固定。
0.8mm厚、36*20mmの鉄板(DIYの板金具から切り取り)をブームに半田付け。
鉄板には短尺のφ3黄銅パイプとM3ナットを半田付けし、ローレットねじを取り付け。

放射器は6.5mm厚の樹脂板(t3*2+t0.5の3枚重ね)に「木綿糸+瞬間接着剤」で
固定し、更にエポキシ接着剤で補強。樹脂板の下側を丸ヤスリで円溝状に削り、ブーム
(φ6ステンレスパイプ)に跨る様に乗せ、φ3黄銅パイプとローレットねじとで固定。
反射器、導波器エレメントは いつもの様に、ブームに半田付けしたφ5*20mmの
黄銅パイプに挿入、支持します。
分解/収納状態 アンテナ重量158g(うちエレメントは65g)

(3)蛇足
(a)MMANAのデータのとおりで出来ました。たまには こんな事も。性能は良さそう
だが、SWR1.1以下の範囲が小さい。使用上の注意をよく読んで使用の事。
まぁ然し、アンテナは作っても、何の進歩も無い。 解らん。解らん。だけ。
(b)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義
