(1)はじめに
3エレCJU('15.07.05の記事)に引き続き、MMANAの力を借りて導波器を追加。
(2)ブーム長は3エレの3倍。

各エレメントはφ4アルミパイプ。放射器、反射器を支持するブームは、プラスチ
ック定規とABS樹脂パイプ。導波器を支持するブームはφ6薄肉ステンレスパイプ。

D1、D3の位置の調整でSWRは432〜434.9MHzの範囲内で1.1以下。
いつもの簡易電界強度計 距離2m 出力1W:500μA超 、100mW:150μA
給電部の構成は前回('15.07.05の記事)と同じです。
φ4アルミパイプのエレメントに、φ3黄銅パイプを介してφ4黄銅パイプを圧着連結。
φ4黄銅パイプにBNCを半田付けし、エポキシ接着剤で補強。
前回は4箇所それぞれ個性的だった 放射器Raの曲げ部
30mm長のφ4アルミパイプに70mm長のφ3黄銅パイプを中子に入れ、少し没個性的に
曲がりました。φ3黄銅パイプの余長を直線部のφ4アルミパイプに挿通、圧着して連結。

Raは、プラスチック定規とφ8ABS樹脂パイプのブームに木綿糸+瞬間接着剤で
固定。エポキシ樹脂で補強。このブームに放射器用のφ6薄肉ステンレスパイプの
ブームと反射器用のφ8ABS樹脂パイプのブームとを連結します。

放射器D1、D2、D3の支持は、φ8ABS樹脂パイプとプラスチック定規の小片に
φ5黄銅パイプを(木綿糸+瞬間接着剤&エポキシ樹脂)で固定。これをφ8薄肉
ステンレスパイプのブームの所定の位置に挿通してM2ネジで固定。

反射器Reの支持は前回('15.07.05の記事)と同じです。
φ8ABS樹脂パイプのブーム後端にプラスチック定規の小片を介してM3プリント板
スペーサを(木綿糸+瞬間接着剤&エポキシ樹脂)で固定。一端にM3ねじを圧着固定
したφ4アルミパイプ(Re)をねじこみ固定。 分解時は一方のReのみ外します。

分解収納状態(アンテナの重量110g) A4サイズの箱か袋になんとか収まる。

(3)蛇足
(a)ヒトツオボエの導波器の追加で、導波器の数もブーム長も3倍になりましたが、
MMANAの計算利得Gaは前回の3エレ8.42dB 今回の5エレ11.54dB。
四角のループを円形ループに置き換える?とか 効率?UPの知恵が無くて、、。
(b)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義
