(1)はじめに
D1とReとが「く」の字に曲がった”ᑄ|ᑃ ”G4ZU ('13.07.21の記事)を元に
MMANAで遊んでみたが、うまくゆかず。 それでも強引に意味も無く作成。
(2)反射器だけ くの字の八木です

エレメントはφ4アルミパイプ、ブームはφ6薄肉ステンレスパイプ

MMANAのデータとおりで、SWRは418〜434.5MHzの範囲内で1.1以下。
「新調の」いつもの簡易電界強度計 距離2m 出力100mWで 130μA。
同時測定の前回の7エレ('15.12.15の記事)は前回のいつもの簡易電界強度計では
120μA。今回の「新調したいつもの簡易電界強度計」では110μAでした。
*****「新調したいつもの簡易電界強度計」は 項目(4)に後述します。*****
給電部はいつものとおりです。

導波器の保持はいつものとおりです。反射器はプリント板スペーサで保持しました。

分解収納状態(重量118g うちエレメントは41g)

前回の7エレとの比較。

(3)蛇足
(a)G4ZU('13.07.21の記事)はD1とReが くの字 の3エレ” ᑄ|ᑃ ”
放射パターンもきれいです。これを多エレに出来ないかなとMMANAで
遊んでみたが、4エレ以上は放射パターンにサイドローブがにょきにょき出て。
くの字は反射器だけにしてみたが、放射パターンは改善出来ず。
結局、前回('15.12.15の記事)と同じ7エレにして、いぎたなく作った。
(b)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義

(4)いつもの簡易電界強度計(カテゴリー 無線関連 '14.03.15の記事)を壊しました。
狭い室内の壁沿いに糸で吊っていた簡易電界強度計に、大掃除の際に、物をぶつけて
500μA電流計の指針が零点以下に振れて引っかかり? 動かなくなりました。
電流計を分解/組立して指針は動く様になりましたが、今回の7エレ八木の測定では
電流計を軽く叩くと測定可能になったり無感になったり。目視では不具合は解らず、
分解して半田付け個所を更に半田付けしましたが、状態は戻らず。全くの無感に。
この電流計は横河電機のアナログメータで、製造はたぶん1980年代と思われます。
中国製のフルスケール200μAと500μAをネット購入。 一昨日 200μA が着荷。
近所で購入したダイオイード1N60を2本と1000Pコンデンサを1個半田付けして
早速測定しましたが、。距離2m、出力100mWで30μAしか振れない。念のために
前回の7エレ('15.12.15 測定値は120μA)を測定すると、これも30μA。
「いままでの」いつもの簡易電界強度計の1N60を外して、200μAの電流計の1N60
と交換して測定すると、 前回の7エレは110μA,。 今回の7エレは130μA。
ともあれ、今後はこれが「いつもの簡易電界強度計」になります。
近所で、1N60を購入する際に ゲルマですかショットキーですか?と 訊かれ
「ゲルマニューム」と答えて購入しました。古い1N60はゲルマニュームのはず。
ネット検索したら、1N60は「特性のバラつきが大きい」との事だが、、、。
古い1N60はもう2本手持ちがあります。 もうじき着荷する500μAの電流計には
近所で「ショットキー」を購入して、交換比較してみようかと思っています。
新規の「いつもの簡易電界強度計」は やはり狭い室内の同じ壁際に設置しますが、
壁側には「受け」を設け、着脱可能としました。

ダイオード、コンデンサは空中結線。

回路図('14.03.15の記事から転載)
