(1)はじめに
折り返しダイポールの放射器の4エレ八木(!16.11.20の記事)に2エレ追加して
6エレのMMANAデータを作り、まずまずの計算値でしたので、作ってみたが。
(2)やれやれ
エレメントはφ3アルミパイプ ブームはφ6アルミパイプ


MMANAのデータの通りのつもりに作ってSWRは4307〜435.1MHzの範囲内で1.1以下。
いつもの簡易電界強度計 距離2m 出力100mWで150μAでした。
(!16.11.20の記事の4エレも 150μAでした)
「SWRは下がったが飛ばない」いつもの失敗パターンです。
(3)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義

(4)蛇足
(a)アンテナの作り方は !16.11.20の記事の4エレと同じです。
但し、各接着部は、エポキシ接着剤での補強は行っていません。
給電部
φ3アルミパイプの一端にφ3黄銅パイプをφ2黄銅針金を介して圧着及び半田付けで
連結しBNCを半田付け。これを、直径の約半分に切ったφ7樹脂パイプとプラスチック
板に木綿糸+瞬間接着剤で固定。

ブームに、半分に切ったφ8樹脂パイプにM3ローレットねじとお団子の竹串を取り付け、
固定します。φ8樹脂パイプの一部はφ10樹脂パイプで補強、及びM3ローレットねじを
受けるためのM3ナットをライターで加熱して埋め込みました。
放射器Ra両端の曲げは、先細りのラジオペンチに、傷予防の為のビニルテープを巻き、
ペンチ掴み部の幅7mmの処でφ3アルミパイプを挟み(折り返し間隔10mmなので、
曲げ内寸は7mm)手曲げし、金槌で叩いて直角曲げ部の つぶれ を誤魔化しました。

ブームは3分割し、φ5黄銅パイプを介して連結しました。

写真用三脚などへのアンテナ取付時具(M3ローレットねじを取り付け)は、
ブームの補強のためにφ8黄銅パイプを被せてM2ねじ2本で取り付け。

分解収納状態(重量72g うちブーム37g エレメント35g)

(b)DIYに置いてあるφ3アルミパイプは数量が少なく、曲がっているものが多い。
DIYでは、曲がる事での損失を見越して、仕入れ量を制限しているのでは?
行くことが可能な近くのDIYのうち1店では、ぐにゃぐにゃに曲がって使用不可
なφ3アルミパイプが3本、この3週間は交換されていません。