(1) はじめに
DG7YBN局のHP:http://dg7ybn.de/432MHz/GTV70_7.htm を参照して
6エレ八木を作成エレメントはφ3アルミパイプ(’17.02.14の記事)
今回はこのMMANAデータをイタズラして、φ2アルミ棒で作りました。
(2) 軽量化出来るかな? と思いまして。

エレメントはφ2アルミ棒、ブームはφ5アルミパイプ

MMANAのデータの通り(のつもり)で、SWRは429.7〜435.1MHzの範囲内で1.1以下。
いつもの簡易電界強度計は、今回はなんとか測れました。(不調の原因はまだ不明)
出力100mW ,距離2mで、今回のも、‘17.02.14のも、共に380μA でした。
給電部(従来と同じです)

φ5樹脂パイプの両端から、φ3、4、5黄銅パイプにM2ナットを固定したエレメント受け
を挿入。φ5樹脂パイプを加熱して“く”の字に曲げ給電部は木綿糸+瞬間接着剤で固定後
エポキシ接着剤で補強。

φ3黄銅パイプの一端にφ2アルミ棒の放射器エレメントを圧着。黄銅パイプの他端に
M2ねじを挿入して半田付け。この放射器エレメントを給電部にねじ込み固定します。
導波器、放射器エレメントの支持(従来と同じです)

ブーム側は20mm長のφ4ABS樹脂パイプを木綿糸と瞬間接着剤でブームに固定後
エポキシ接着剤で補強。エレメントのストッパは4mm長のφ4ABS樹脂パイプを接着。
ブームは3分割。φ4樹脂パイプにφ2黄銅棒を挿通(補強)したパイプで連結。

アンテナを写真用三脚に支持する治具は、φ7ABS樹脂パイプと2mm厚のプラスチ
ック板にM3ナットを焼き嵌めで固定してM3ローレットねじを取り付け。

この治具は、カテゴリー「無線関連」のアンテナ支持(’15.01.30の記事)をご参照下さい。
分解収納状態(重量55g うちエレメント15g ブーム40g)

’17.02.14の6エレは(重量59g うちエレメント20g ブーム39g)
(3) 蛇足
(a)ブーム長は今回871mm ’17.02.14のは851mmで、20mm長くなりましたが、
ブームの重量は今回が1g重くなりました。(また つまらぬ事が出てきた)
尚、購入したままの1m長のパイプの重量はφ5は20g、φ6は22gで、差が
小さすぎる様です。パイプに貼られている品名ラベルは同一の商標です。
今回のφ5はφ6に較べて剛性がかなり小さく、ブームが曲がりやすい。
他の商標のパイプを試してみようか・と思っています。
φ2アルミ棒はいつものDIYには見つからず、高価ですが、東急ハンズで入手。
いつものφ3アルミパイプよりも剛性が大きく、エレメントとしては良いかも。
エレメント重量は、今回のは15g、’17.02.14のは20gで、まあ予想通り。
それにしても、アンテナ全体で10gくらい軽くなるかと期待していたのに。
MMANAの計算Ga値は、φ2≦φ3. F/B比はφ2≧φ3 となりましたが、
一般的は傾向なのかどうかは“?”。
ブーム長またはエレメント配置と、エレメント径に“相性”がある様な気もします。
(b)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義
