(1) はじめに
DG7YBN局のHP:http://dg7ybn.de/432MHz/GTV70_7.htm を参照して
エレメント径φ4で作成('14.08.11の記事)したものを、エレメント径φ3で再作成。
参照HPの放射器の“〔”形を、簡略化の為“く”形として作成('17.01.21の記事)
エレメントφ3アルミパイプ 、ブームはφ6アルミパイプです・
前回の6エレ('17.02.26の記事)と同様に軽量化の目的で、このMMANAデータを
イタズラして、エレメントφ2アルミ棒で、ブームはφ5アルミパイプ(前回剛性不足
だったのとは別の銘柄のパイプを購入)で作りました。
(2) さてさて

エレメントはφ2アルミ棒、ブームはφ5アルミパイプ

MMANAのデータの通り(のつもり)でSWRは431.0〜433.51MHzの範囲内で1.1以下。
いつもの簡易電界強度計出力100mW ,距離2mで、今回のも前回のも、共に310μA
簡易電界強度計の不調は続いており、測定値が小さめですが一応の性能は得られた様です。
給電部(従来と同じです)

φ5樹脂パイプの両端から、φ3、4、5黄銅パイプにM2ナットを固定したエレメント受け
を挿入。φ5樹脂パイプを加熱して“く”の字に曲げ給電部は木綿糸+瞬間接着剤で固定後
エポキシ接着剤で補強

φ3黄銅パイプの一端にφ2アルミ棒の放射器エレメントを圧着。黄銅パイプの他端に
M2ねじを挿入して半田付け。この放射器エレメントを給電部にねじ込み固定します。
導波器、放射器エレメントの支持(従来と同じです)

ブーム側は20mm長のφ4ABS樹脂パイプを木綿糸と瞬間接着剤でブームに固定後
エポキシ接着剤で補強。エレメントのストッパは4mm長のφ4ABS樹脂パイプを接着。
ブームは4分割。φ4樹脂パイプにφ2黄銅棒を挿通(補強)したパイプで連結。

アンテナを写真用三脚に支持する治具は、φ7ABS樹脂パイプと2mm厚のプラスチ
ック板にM3ナットを焼き嵌めで固定してM3ローレットねじを取り付け。

この治具は、カテゴリー「無線関連」のアンテナ支持(’15.01.30の記事)をご参照下さい。
分解収納状態(重量68g うちエレメント22g ブーム46g)

前回'17.01.21の7エレは86gr.(うちエレメント25gr. ブーム61gr.)
(3) 蛇足
(a)φ5アルミパイプのブームは前回と異なる銘柄のパイプを使用して、ブーム長
1159mmで撓みもなく、剛性はもう少し欲しいが、まあ一応は使用可能。必要不十
分といったところ。今回のφ5アルミパイプ1m長の重量は19g、前回のは20g。
ともあれ、アンテナ重量は前回よりも18g減で、前回比79%になりました。
分解収納状態の写真の分解した4本のブームの長さがまちまちですが、当初は
同一長でした。MMANAのデータをイタズラするうちに、利得、F/B比が大きく
ブーム長は短め、放射パターン形すっきりのデータが出来、しめこのうさうさ、と
作ったがSWR下がらず。---このブームを継ぎ足し延長して再利用した為です。
(b)MMANAのデータ
計算値 エレメント径φ2今回の φ3前回('17.01.21の記事)の

パターン

定義 (無論今回の)
