(1)はじめに
参照HP : http://www.eham.net/articles/8808
430/144MHz Open Sleeve Vertical Dipole
144MHz用のダイポールの両側に430MHz用の導波器を配置した構成で、
144/430MHz帯共に、ほぼダイポールアンテナとして動作する様で、無指向性です。
このOpen Sleeve Vertical Dipoleを放射器として利用し、430MHz用の反射器と
導波器を追加して7エレの八木アンテナの様に構成しました。(’15.06.28の記事)
エレメント径はφ4で作りましたが今回はエレメント径φ2でリニューアルです。
(2)前置きが長くて、写真が下手ですみません。

ブームはφ5アルミパイプ。エレメントはφ2アルミ線です。ヤタラに長い
Raエレメントは折り曲げて収納するために、φ3アルミパイプを介して
φ2軟アルミ線(¥100店のアルミ自在ワイヤー)を途中に挿入しました。
尚、Ra(給電)エレメントの両側に隣接するエレメント(無給電)を便宜上
Ra1(Re側)及び,Ra2(D1側)と呼称します。RaとRa1との間隔を保持
するために、Ra1の端部付近に樹脂板によるスペーサを取り付けました。
MMANAのデータ通り(のつもり)に作ってSWR最低値は430MHzx付近でした。
D1の移動で調整し、SWRは432.7〜433.4MHzの範囲内で1.1以下になりました。
144MHz帯のSWRは最低値2.5で使用不可でした。
給電部

給電エレメントRaの端部にφ3黄銅パイプを圧着し、φ7樹脂パイプに樹脂板を
接着した上に「木綿糸+瞬間接着剤」で固定後エポキシ接着剤で補強。
Ra1、Ra2エレメントはφ4樹脂パイプに挿入/接着し、「木綿糸+瞬間接着剤」で
ブームに固定後エポキシ接着剤で補強。
Re,D1,D2核エレメントはφ5アルミパイプのブームに木綿糸+瞬間接着剤」&
エポキシ接着剤で固定した20mm長のφ4樹脂パイプに挿入、支持します。
ブームは「D1,D2支持部分」と「Ra支持部分」と「Re支持部分」の3分割し
φ4樹脂パイプ(φ2ステンレス線を挿入して補強)を介し連結します。
「Re支持部分」には写真用三脚への固定のためにM3ローレットねじを有する
治具を備えました。

分解収納状態(重量60g)

(3)蛇足
(a)本来の(http://www.eham.net/articles/8808 のOpen Sleeve Vertical Dipole)
は、Raの両側に、同じ間隔で長さも同じRa1とRa2が隣接しており、
前回(’15.06.28の記事)八木化して作ったものも、同様でした。
前回のMMANAデータのエレメント径をφ2に変更したところ、
良好好な利得、F/B比がなかなか得られず--(途中省略)--すったかもったか
結局前記の様なRa,Ra1,Ra2の様は状態となりました。利得、F/B比は
なんとななったが、Open Sleeveの本来の動作から少しズッコケたのかも。
(b)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義
