(1) はじめに
参照HP:http://www.qsl.net/dk7zb/PVC-Yagis/7-Ele-70cm.htm DK7ZB局のHPで
度々参照させて戴いています。今回は430MHz用の7エレ八木で、エレメント径は
φ3.2、φ4、φ6の各サイズ。
今回は、エレメント径φ2としてMMANAでデータを作成。
(2) いつものとおりです。

エレメントはφ2アルミ線。 ブームはφ5アルミパイプ

D2の移動で調整して、SWRは431.9〜444.3MHzの範囲内で1.1以下。
いつもの簡易電界強度計,距離2m,出力1Wで2.3μA MMANAの計算利得12.23dBi
同時に測定した7エレ八木(’18.0.1.13の記事)は2.0μA 計算利得は11.33dBi、
Ra給電部
スリ割を入れたφ7樹脂パイプに樹脂板を接着、端部にφ3黄銅パイプを被せて圧着した
φ2アルミ線のエレメントを間隔1mmで突合せて「木綿糸+瞬間接着剤」で固定。
BNCを半田付け後エポキシ接着剤で補強。

Ra,D1のブームへの取付け
Raはブーム側にφ7樹脂パイプで待ち受けた処へ、スリ割したφ7樹脂パイプの弾性を
利用してパチンと嵌め込みます。D1(及び他の他の放射器及びReも)は、ブームに
20mm長のφ4樹脂パイプ(「木綿糸+瞬間接着剤」で固定後エポキシ接着剤で補強)に
挿通/支持します。尚、D1エレメントには短尺のφ4樹脂パイプを位置決め用に接着。

Ra待ち受けの底面側φ7樹脂パイプはM2ねじで補強。瞬間接着剤のみでは、アルミ
パイプのブームへの接着力が十分ではないので。 エレメントの固定個所は、
エポキシ接着剤のためにφ7樹脂パイプの剛性が大きくなるので、ブームへの装着が
キツクなり過ぎない様に切り欠きを入れました。
3分割したブームはφ2ステンレスパイプを挿通/補強したφ4樹脂パイプを介して連結。
分割したブームの長さは、最長のエレメントと同程度又はそれ以上の長さとしています。

アンテナを写真用三脚に支持する為に、ブームには2個のφ3.2穴とM3ローレットねじを
樹脂版で支持し、φ7樹脂パイプ を介して取付け(瞬間接着剤とM2ねじで)。

三脚の雲台のねじに合う1/4Wインチねじのナットを半田付けで固定したφ6ステンレス
パイプの一端に、ミニステー金具の穴に2本のφ3黄銅パイプを半田付け、その間の
穴はスリット状に切いた「取付け部」を半田付けで固定。取付け部は1/4Wナットを
挟んで両端に設けています。(2本のアンテナを水平スタックの様にとりつけ)
分解収納状態(重量57g うちエレメント31g ブーム26g)

(3) 蛇足
(a)φ2アルミ線をエレメントとするアンテナ作成は昨年の2月からでした。
この作り方は少し飽きてきましたが、エレメントはニッパで切ってヤスリで
切り口を仕上げるだけ、とか、部品固定は「木綿糸+瞬間接着剤」とか手軽に
作れる事で続いています。コールサイン(MZO まったくずぼらなおっさん)
に合った作り方なのかな と。
(b)MMANAのデータ
計算値

放射パターン

定義
