(1)はじめに
LFAは“ Loop Fed Array ” 放射器が矩形ループの八木です。
8エレLFA('17.06.04の記事)のMMANAデータを再計算したところ、
利得が少し向上、ブーム長が少し長くなりました。作成時のMMANAでの
検討が不十分だったのだろうと思い、リニューアルしました。

元々の参照HPは http://www.g0ksc.co.uk/intro-lfa.html
50、144、430MHz用のLFAが掲載されていますが、430MHz用は18エレ以上
のみ記載されており、144MHz用の8エレの記載記事をMMANAで430MHz用に
サイズ変換&エレメント径φ2として作成したのが('17.06.04の記事)でした。
(2)前置きが長い

ブームはφ7アルミパイプ、エレメントはφ2アルミ線

MMANAのデータ通りの作成でSWRは431.3〜435.9MHzの範囲内で1.1以下。
いつもの簡易電界強度計、距離2m、出力1Wで2.5μA (計算利得は13.33dBi)
同時に測定の7エレ八木('18.01.24の記事)は1.9μA(計算利得は13.07dBi)
MMANA計算利得の差よりも簡易電界強度計の測定値の差が大き過ぎる様な
感じがしますが、、ま。。
製作内容はいつもと同じです。
放射器
矩形に曲げたφ2アルミ線の突合せ端に10mm長のφ3黄銅パイプを嵌めて
BNCを半田付け。φ9樹脂パイプの両端に接着した樹脂板小片に木綿糸と
瞬間接着剤で固定後エポキシ接着剤で補強しました。、

放射器のブームへの取り付け
φ7アルミパイプのブームにφ9樹脂パイプで待ち受けて、放射器Raを挿入。
続いて20mm長φ4樹脂パイプ(Reの受け)を固定したφ9樹脂パイプを挿入。
尚、導波器はブームに直接固定した20mm長φ4樹脂パイプに挿入、支持します。

ブームは4分割し、φ4黄銅パイプを挿通したφ6樹脂パイプを介して連結。

アンテナ支持治具 三脚等への取付け治具にM3ローレットねじで取付けます。

三脚等への取付け治具 「無線関連のカテゴリーの'15.01.30の記事を参照下さい。
2分割してφ8黄銅パイプを介して連結します。両端にアンテナ取付可。

分解収納状態(重量86g うちエレメントは39g ブームは47g)

(3)蛇足
(a)このところブログにはUPしていませんが製作失敗が続いており、
まあ、いつもの事ですから、特にがっかりはしませんが、
知識が無く、闇雲に作るだけで、製作失敗の原因が解らない事が
堪えます。と云う事を以前にも書いた事があり、進歩ありませんな。
(b)MMAMAのデータ
計算値

放射パターン

定義
