φ3アルミパイプの使い残りがまだ有り、今回はφ2エレメントで
作った7エレ八木('18.02.02の記事)をφ3エレメントで作成。
φ2→、φ3で、今回は計算利得Gaは増加しましたが、F/B比は
僅かですが減少しました。

(2)作ったのですが

エレメントはφ3アルミパイプ。ブームは使い残りのφ6アルミパイプ

D1,の移動で調整してSWRは431.9〜433.6MHzの範囲内で1.1以下。
簡易電界強度計距離2m出力1Wで3.1μA(計算利得:13.47dBi)
同時測定の7エレ八木('18.03.08の記事)は3.0A(計算利得:13.34dBi)
('18.02.02.の記事)のアンテナで比較したかったが、既にリサイクル済み。
尚、(18.03.08の記事)の7エレはφ2エレメントです。φ3エレメントへの
変更は試みましたが、MMANAの計算利得、F/B比はむしろ悪化して断念。
制作内容は、従来と同じです。.
給電部
2本のM3(M-F)スペーサのM(おす側)をφ5樹脂パイプの両側から挿入し、BNC
を半田付け。ブームに「木綿糸+瞬間接着剤」で固定(後、エポキシ接着剤で補強)
φ3アルミパイプ先端に短尺のφ2黄銅線を挿入し、φ4アルミパイプに挿入&圧着。
φ4アルミパイプの反対側にM3ねじを挿入&圧着してエレメント完成。
2本のエレメントはM3(M-F)スペーサのF(めす側)にねじ込みます。

反射器の取付け
短尺のφ3アルミパイプに¥100店で購入したφ2アルミ自在ワイヤを挿通し、更に
φ5樹脂パイプに挿通。φ2アルミ自在ワイヤの両端に長尺のφ3アルミパイプを
圧着。φ5樹脂パイプの中央で曲げてブームに木綿糸+瞬間接着剤で固定後
エポキシ接着剤で補強・

導波器は、ブームに固定した20mm長のφ5樹脂パイプに挿入支持します。

ブームの連結
4分割したブームは、φ3黄銅パイプを挿入(補強)したφ5樹脂パイプを介して連結。
突合せ箇所はパイプ径の1/2まで長さ5mm、ヤスリで現物合せで削っています

三脚への取り付け
φ6ステンレスパイプの一端に2本のφ3黄銅パイプを半田付けで固定した
ミニステー金具が固定(半田付けで)されており、これにアンテナ側の取り
付け治具(樹脂版にM3ナットを埋め込み、M3ローレットねじを取り付け)を
固定します。φ6ステンレスパイプの他端には三脚の雲台ねじに合致する
1/4インチのナットを取り付けています。

分解/収納状態(重量78g うちエレメント:22g ブーム+Re:56g)

(3)蛇足
(a)前記のように、今回はエレメントのφ2→φ3で、利得Gaは増加したが、
F/B比は僅かに減少。前回、前々回の8エレでのφ2→φ3化では利得、F/B比
ともに増加しましたが、、。 まあ、('18.03.08の記事)の様にうまくゆかない
のもある事だし、 「みんな違って、みんないい」と云う事で。
(b)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義
