(1)はじめに
使い残りのφ3アルミパイプはLazy Hアンテナ(の製作失敗)で
メデタク使い切りましたが、使い残りのφ2アルミ線がまだいっぱい。
参照HP:http://www.yagicad.com/Projects/OWAinPictures.htm
エレメント径φ12.6及びφ10のアンテナデータをMMANAに入力。
エレメント径をφ2に変更して最適化しましたが、利得、F/B比共に
オリジナルよりも小さく、放射パターンもサイドローブが大きくなり・・
一旦SWR、インピーダンスを無視して利得、F/B比最大での最適化を
行った後、再度SWR,インピーダンスを求める最適化を行いました。
このため、下のHPとは似て(いない)非なるアンテナとなりましたが
利得、F/B比の計算値はオリジナルよりも僅かですが大きくなりました。
(2)はてさて

エレメントはφ2アルミ線。ブームはφ5アルミパイプ

D1,D2の移動で調整してSWRは431.9〜433.8MHzの範囲内で1.1以下。
簡易電界強度計 距離2m 出力1Wで2.0μA(計算利得:13.04dBi)
同時測定の7エレ八木('18.09.14の記事)は.2.0μA(計算利得:13.88dBi)
同時測定の8エレ八木 ('18.10.20の記事)は2.0μA(計算利得:14.25dBi)
'18.12.09の景信山移動運用の際に 7エレ八木('18.09.14の記事)の方が
8エレ八木 ('18.10.20の記事)よりも受信強度が大きいとの報告をフレンド局
から戴きました。 8エレ八木 ('18.10.20の記事)には異常が生じたのかも
知れません--(目視では異常は解りませんでしたが)
制作内容は以前(10月までの)と同じですが、、
給電部
φ2アルミ線Raエレメントの突合せ部にφ3黄銅パイプを嵌めて圧着し、
BNCを半田付け。円周の一部を切開したφ7樹脂パイプに羽根状に接着した
樹脂板小片にエレメントを木綿糸+瞬間接着剤で取付け後、エポキシ接着剤で補強。

D1,Ra,のブームへの取付け
放射器Raは、φ7樹脂パイプの弾性を利用してブームにパチンと嵌め込みます。
ブーム側にはガイド用にφ7パイプを(一部はM2ねじで)取り付けています。
導波器D1はφ4樹脂パイプに挿入、支持。エレメントには抜け止め&位置決め用の
5mm長φ4樹脂パイプを接着。 (以上は、反射器も同じです)

ブームの連結
3割したブームは、φ4黄銅パイプを介して連結。
φ4黄銅パイプの全長は50mm。突き出し長さを30mmとして一方のブームに固定。
ブームの突合せ箇所はパイプ径の1/2まで長さ5mm、ヤスリで現物合せで削ります。

写真用三脚へ取り付け
ブームに、樹脂版にM3ローレットねじと2箇所の3.2穴を設けた治具を取付け。
治具のM3ローレットねじで、6ステンレスパイプのミニステー金具に取り付けます。
ミニステー金具には治具のφ3.2穴に対応する2本のφ3黄銅パイプを立て、又、
ローレットねじに対応する切欠き加工を行っています。
φ6ステンレスパイプのミニステー金具の反対側の端部には、写真用三脚の
雲台ネジに合致する1/4Wナットを取り付けています

分解/収納状態(重量67g うちエレメント:33g ブーム:34g)

(3)蛇足
(a)参照HPのアンテナデータのMMANAへの入力を中心周波数435MHzで
行い、φ2エレメントへの変換時にそのままで計算を行ってしまいました。
SWR調整時に「なんとなく変」でようやく気が付きました。
以前からの事ではありますが、こういうミスが増加中。更にどんどん増加中
(b)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義
