(1) はじめに
前回('19.05.11の7エレの記事)と同じ事を6エレで行いました。今回は、
元になったアンテナが既に「燃えないゴミ」になりましたので対照できませんが
'18.09.23作成の6エレ八木(反射器> 形)の反射器を”׀ ”に戻し
DG7BYN局HP参照の'7エレ八木(18.05.07の記事)のように、
放射器Raを”く”に曲げて
(2) ひまつぶし

エレメントはφ2アルミ線、ブームはφ5アルミパイプ

D1,D2の移動で調整して、SWRは425.9〜435.0MHzの範囲内で1.1以下。
いつもの簡易電界強度計出力100mW ,距離2mで、2.3A(計算利得12.26dBi)
参照アンテナの6エレ八木('19.01.18の記事)は2.0μA(計算利得11.68dBi)
製作内容(写真は今回の。記載内容はいつもと同じです。)
給電部
¥100店のφ2アルミ自在ワイヤの端部にφ3黄銅パイプを嵌めて圧着。φ7樹脂パイプ
に翼状に接着した樹脂版に木綿糸+瞬間接着剤で固定してBNCを半田付け。エポキシ
接着剤で補強。

給電部のφ7樹脂パイプは、ブーム(φ5アルミパイプ)に挿通して接着。
放射器のφ2自在ワイヤは給電部近傍以外は電気ドリルで捩って硬化しました。

導波器、放射器の中央部に5mm長φ4樹脂パイプをストッパとして接着。
ブームに固定した20mm長のφ4樹脂パイプに挿入支持します。

φ4樹脂パイプは「木綿糸+瞬間接着剤」でブームに固定後「木工ボンド」で補強。
硬化後は透明です。いつもの「エポキシ接着剤」に比べて塗布しやすく、硬化後の
強度も同等です。給電部にも使用したかったのですが、「厚塗り〜埋め込み」とすると
硬化(乾燥)に長時間(たぶん5時間とか)必要であるため中止。 厚塗りまたは
埋め込みの場合は、「うす塗り-乾燥」を繰り返すなどの手間が掛かりそうです。
ブームは3分割。φ4樹脂パイプにφ2黄銅棒を挿通(補強)したパイプで連結。

アンテナを写真用三脚に支持する治具は、φ7ABS樹脂パイプと2mm厚のプラスチ
ック板にM3ナットを焼き嵌めで固定してM3ローレットねじを取り付け。
φ6ステンレスパイプの一端に、φ3黄銅パイプを半田付け及び、切欠き加工した
ミニステー金具を半田付けし上記の治具を受けます。φ6ステンレスパイプの他端には
1/4Wナットを固定しており、三脚雲台ねじで固定可能です。

この治具は、カテゴリー「無線関連」のアンテナ支持(’15.01.30の記事)をご参照下さい。
分解収納状態(重量54g うちエレメント14g ブーム40g

(3) 蛇足
(a)同じ穴のムジナですが、今回は、MMANAの「最適化」の過程でブーム長が
元のアンテナより長くなり利得も増加。(狙ったのでは無く、なりゆきで)
八木は「ブーム長の長さに応じて利得が増加」の傾向がある様です。
それにしても 同じ様なものばかり飽きもせず。 よほどのヒマ人。
(b)MMANAのデータ
計算値

パターン
定義
