(1)はじめに
今回は廃棄アンテナ部品を利用して組み立て。負担は小さいはずですが、
左ひじの痛みは増しました。自粛します(イイ年して非常識)
参照HP:http://dg7ybn.de/432MHz/GTV70_8n.htm
DG7YBN局の放射器が”く”の字の形の八木です。
8エレDG7BYN八木('18.06.07の記事)のMMANAデータで
遊ぶうちに放射器の”く”の字の曲がりが浅いデータが出来、
これを直線に直して(つまり普通の八木です)作成しました。
(2)つまらぬ八木です

エレメントはφ2アルミ線。ブームはφ6アルミパイプ
ブームは自重による撓み補正のため曲げています。

D1,D2の移動での調整で、SWRは432.4~433.4MHzの範囲内で1.1以下。
簡易電界強度計距離 2m、出力1Wで、4.2μA(計算利得14.08Bi)
同時測定のLFAもどき7エレ八木('19.09.06の記事)は4.0μA(計算利得13.51dBi)
(3)蛇足
(a)DG7BYN局すみません。利得はDG7BYNのほうが大きく、
ビームパターンもキレイです。
(b)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義

(4)製作内容(いつもと同じです。以下、読み飛ばしてください。)
給電部
φ8樹脂パイプに翼状に接着した樹脂版に、線端部にφ3黄銅パイプを圧着した
φ2アルミ線を木綿糸+瞬間接着剤で固定しBNCを半田付け。エポキシ接着剤
で補強。(廃棄したアンテナの放射器のエレメント長を調整して使用)

放射器Raのφ8樹脂パイプの弾性を利用して、ブームにぱちんと嵌め込みます・

導波器D1の中央部に5mm長φ4樹脂パイプをストッパとして接着。
ブームに(木綿糸+瞬間接着剤)で固定した20mmφ4樹脂パイプに挿入、
支持。反射器も同様です。

ブームは3分割。φ5樹脂パイプにφ3黄銅線挿通(補強)で連結。

アンテナを写真用三脚に支持する治具は、φ7ABS樹脂パイプと2mm厚のプラスチ
ック板にM3ナットを焼き嵌めで固定してM3ローレットねじを取り付け。ブームに
M2皿ねじで固定。三脚への治具は、φ6ステンレスパイプ先端に、切り欠き、φ3
黄銅パイプの半田付けの加工をしたミニステー金具を半田付け。φ6ステンレスパイプ
の他端には三脚の雲台ねじに合う1/4Wナットを半田付けしています。

分解収納状態(重量77g うちエレメント:34g ブーム43g)
