1)はじめに
DG7YBN局のHP:http://dg7ybn.de/432MHz/GTV70_7.htm を参照して
エレメント径φ2で作成('17.03.04及び’19.05.07の記事)放射器Raが
”くの字型”で、利得に対してブームが短めです。
最寄りの東急ハンズで入手できなくなったφ2アルミ棒はネット購入出来ました。
又、M2黄銅スペーサも同じくネット購入出来、今回の給電部に使用しました。
(2)エレメントはφ2アルミ線、ブームはφ6アルミパイプ

自重による撓み補正のためブームを曲げています。

Dの移動で調整して、SWRは429.5〜434.6MHzの範囲内で1.1以下(BR-500)
フレンド局に譲っていただいたCAA-500では
SWR/インプーダンス 428.0MHz1.1:52Ω 433.0MHz1.0:50Ω 434.0MHz1.1:54Ω
いつもの簡易電界強度計出力1W ,距離2mで、3.6mA
(3)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義

(4)製作内容
給電部
φ2アルミ棒の端部にφ3黄銅パイプ介してM2ねじ圧着。φ8樹脂パイプに翼状に
接着した樹脂版に木綿糸+瞬間接着剤で固定。BNCを半田付け。木工ボンドで補強

ブーム側にφ8樹脂パイプを瞬間接着剤及びM2ねじで固定して待ち受け、
給電部のスリ割したφ8樹脂パイプの弾性を利用してぱちんと嵌め込み。

導波器、反射器の支持
導波器、放射器の中央部に5mm長φ4樹脂パイプをストッパとして接着。
ブームに(木綿糸+瞬間接着剤&木工ボンド)で固定した20mm長の
φ4樹脂パイプに挿入、支持します。

ブームは3分割。φ5樹脂パイプで連結。

アンテナを写真用三脚に支持する治具は、φ8樹脂パイプと2mm厚のプラスチ
ック板にM3ナットを焼き嵌めで固定してM3ローレットねじを取り付け。
φ6ステンレスパイプの一端に、φ3黄銅パイプを半田付け及び、切欠き加工した
ミニステー金具を半田付けし上記の治具を受けます。φ6ステンレスパイプの他端には
1/4Wナットを固定しており、三脚雲台ねじで固定可能です。

分解収納状態(重量74g うちエレメント36g ブーム38g)

蛇足
アンテナの材料を近所のDIYや東急ハンズで購入していましたが、アルミパイプを
置かなくなったDIYやφ2アルミ棒が購入不可になった東急ハンズなどがあり、
ネット検索したところ、購入価格が¥1000以上なら送料は無料とか、今回購入した
φ2アルミ棒については数量を纏めると送料込みでも単価は東急ハンズよりも安価
など、DIY等での購入よりも安価に自宅に配達してもらえる という状況です。
とはいえ、DIY等へは今後も時折通うつもりです。材料の手触りとか、新しい
アンテン材料を見つけられれば ということで。