1)はじめに
先週に続き、利得は小さいがビーム幅の広いアンテナの二つ目のつもりでしたが、、。
1.5λ長のRaとReに¥100店のマグネットキャッチャー(ロッドアンテナの先端に磁石)
を利用し、ロッドアンテナ部の根本の最大径φ8と先端径φ4の平均値φ6として
MMANAのデータを作りました。←(これがマズかったか?)
(2)ブームは8*5.5mmアルミチャネルAC08551 導波器はφ6アルミパイプ、
縦長のアンテナです。右回りに90°回転した写真で。

寸法図も右回りに90°回転

Ra長とD1の移動で調整して手持ちのBR-400での測定では
SWRは432.2〜442.4MHzの範囲内で1.1以下。
フレンド局に譲って頂いたCAA-500での測定では
431.2MHz:SWR1.1:60Ω 433.0MHz:SWR1.0:50Ω 442.1.MHz:SWR1.1:50Ω
簡易電界強度計、距離2m出力1Wで2.5mA
先週作成の4エレFD八木は3.0mAでした。MMANAの計算利得は今回の方が大きく
計算利得に対応した利得が得られていません。明らかに制作失敗です。
(3)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義

(3)製作内容 大体いつものとおり です。
放射器Ra
2本のロッドアンテナイプをφ10樹脂パイプに間隔8mmで対向するように挿入しBNC
を半田付け。φ10樹脂パイプに、ブームに嵌まる様にコの字状に加工した樹脂板を接着。尚、φ10樹脂パイプの外周面がブームに接する様にコの字状の樹脂板を加工しました。

放射器Raのブームへの取付け
お団子の串で位置決めしてM3ローレットねじで固定。

反射器Re
2本のロッドアンテナイプをφ10樹脂パイプに間隔4mmで対向するように挿入し、潰した
φ3黄銅パイプを半田付けで短絡接続。φ10樹脂パイプに、ブームに嵌まる様にコの字状
に加工した樹脂板を接着。尚、φ10樹脂パイプの外周面がブームに接する様にコの字状の
樹脂板を加工しました。

反射器のブームへの取り付け
お団子の串で位置決めしてM3ローレットねじで固定。

導波器の取り付け。
導波器の中央付近に短尺のφ8樹脂パイプを位置決め用として接着。ブームに、木綿糸+
瞬間接着剤とエポキシ接着剤で固定した20mm長φ8樹脂パイプに挿入、支持。
φ8樹脂パイプはRe,Raとの位置合わせのためにφ10樹脂パイプに挿入。

以上のRe,Ra,D1,D2の取り付けを纏めた写真

三脚への取り付け
ブームにM2ねじ2本でM3ナットを半田付けしたミニステー金具を固定
φ6ステンレスパイプの一端に2本のφ3黄銅パイプを半田付けで固定した
ミニステー金具を半田付け。ブーム側のミニステー金具に取り付けたM3
ローレットねじで固定します。φ6ステンレスパイプの他端には三脚の
雲台ねじに合致する1/4インチのナットを取り付けています。

分解/収納状態
(重量117g うちブーム27g エレメント90g)
