(1)はじめに
D1とReとが「く」の字に曲がった3エレの”ᑄ|ᑃ の」形の”G4ZUアンテナ
HPは https://www.essexham.co.uk/gordon-dick-bird-g4zu-information
を原型として、7エレとしてMMANAでいじくりまわした結果です。
先端の放射器は ᑄ から|に変更(どちらでも大差がなかったので)
反射器のみ元の ᑃ 形です(|にすると利得が少し落ちた)
(2)ブームはφ7アルミパイプ

Raエレメントはφ2銅棒 Re及びDエレメントはφ2アルミ棒

フレンド局に譲って頂いたCAA-500で、433.0MHzでSWRが最低値となるように
又、インピーダンスが50Ωとなるように調整しています。
MMANAのデータとおりの組立で、CAA-500でのSWR、インピーダンスの測定値は
421.2MHz:1.1:54Ω 433.0MHz:1.0::50Ω 435.3MHz:SWR1.1:48Ω
手持ちのCAA-400では SWRは425.2〜434.5Hzの範囲内で1.1以下。
いつもの簡易電界強度計出力1mW ,距離2mで4.8mAでした
(3)MMANAのデータ
計算値

放射パターン

定義

(4)製作内容(いつもと同じです)
反射器Re
ブームに被せたφ9樹脂パイプに翼状に接着した樹脂板の上に、2本のM2スペーサを
所定の角度で半田接続して「木綿糸+瞬間接着剤&木工ボンド」で固定。
φ2アルミ棒エレメントの先端にφ3黄銅パイプを介してM2ねじを圧着固定

給電部
スリ割りを入れたφ9樹脂パイプに翼状に接着した3mm厚樹脂板に、φ2銅棒のエレメント
を木綿糸+瞬間接着剤&木工ボンドで固定。

放射器のブームへの取り付け

反射器、導波器の取り付け
φ4*20mm長の樹脂パイプをブームに「木綿糸+瞬間接着剤」で待ち受け固定。
エレメント長中央から10mmにφ4樹脂パイプ接着して待ち受けパイプに挿入

ブームの連結
ブームは3分割とし、φ5アルミパイプ(肉厚1mm)を介して連結
三脚の雲台への支持
ブームにM2ねじで、M3ナット、ローレットねじ取り付けたミニステーを固定。
φ3黄銅パイプを半田付けし、切り込みを入れた三脚側のミニステー金具に取り付け。
φ6ステンレスパイプの写真に写っていない胆部には三脚雲台ねじに合う1/4wナット
が取り付けられています。この治具についての追加説明が必要でしたら、
カテゴリー「無線関連」のアンテナ支持(‘15.01.30の記事)をご参照ください

分解収納状態(重量83g うちエレメント36g ブーム47g)
