(1)はじめに
反射器Reが“く”の字形の5エレ八木です。
前回(‘23.03.19の記事)から1エレ除きました。

今回 Reの角度45°と55°についてもMMANAの計算を行った
51°でのGa及びF/Bの値が 僅差ではあるが良かった
(2)Raエレメントはφ2銅棒。Re。Dエレメントはφ2アルミ棒

ブームはφ6アルミパイプ

MMANAのデータからD1,D2を移動してSWR調整を行い
フレンド局に譲っていただいたCAA-500では
431.3MHz1.1:55Ω 433.0MHz1.0:50Ω 433.5.0MHz1.1:45Ω
手持ちのBR-500では431.1〜436.0MHzの範囲内で1.1以下
いつもの簡易電界強度計出力1W ,距離2mで、3.2mA
(3)MMANAのデータ
計算値

パターン

定義

(4)製作内容(いつもと同じです)
反射器
ブーム上に接着した1mm厚樹脂板に2本のM2スペーサを配置し半田付けで連結。
これを(木綿糸+瞬間接着剤&木工ボンド)で固定。φ2アルミ棒のエレメントの一端に
φ3黄銅パイプ゚を介してM2ねじを圧着。ブーム上のM2スペーサにねじ込む。

給電部
スリ割りを入れたφ8樹脂パイプに翼状に3mm厚樹脂板を接着。φ2銅棒のエレメントを木綿糸+瞬間接着剤&木工ボンドで固定してBNCを半田付け

放射器のブームへの取り付け
ブームにφ8樹脂パイプで待ち受け 給電部のφ8樹脂パイプの弾性を利用して
パチンとはめ込みます。

導波器の支持
導波器、放射器の中央部に5mm長φ4樹脂パイプをストッパとして接着。
ブームに(木綿糸+瞬間接着剤&木工ボンド)で固定した20mm長の
φ4樹脂パイプに挿入、支持します

ブームは分割。φ5アルミパイプ(肉厚1mm)で連結。
尚、ブームはφ6アルミパイプ(肉厚0.5mm)です

アンテナを写真用三脚に支持する治具は、φ8樹脂パイプと2mm厚のプラスチ
ック板にM3ナットを焼き嵌めで固定してM3ローレットねじを取り付け。
φ6ステンレスパイプの一端に、φ3黄銅パイプを半田付け及び、切欠き加工した
ミニステー金具を半田付けし上記の治具を受けます。φ6ステンレスパイプの他端には
1/4Wナットを固定しており、三脚雲台ねじで固定可能です。

この治具は、カテゴリー「無線関連」のアンテナ支持(’15.01.30の記事)をご参照下さい。
分解収納状態(重量51g うちエレメント30g ブーム21g)
