アマチュア無線局 7M2MZOのブログ

430FMで低山ハイキングを兼ねた移動運用を楽しんでいます。

430MHz用 缶テナ

(1)はじめに
  制作失敗が続いており、勘を取り戻す為に、何度目かな? 缶テナを作りました。
a かんてな
 ブログ内を検索したところ前回の缶テナの記事は 14.05.04 でした。覗いてみると
「別に珍しくもないが制作失敗が続いて、気分直しに、、」てな事が書いてありました。
 制作内容は1カ所以外は前回('14.05.04)と同じですので、ほぼそのまま転記します。

缶テナはグローバルアンテナ研究会の開発品です。HPに作り方が記載されています
ので、ご参照下さい。 このブログでの制作内容も、研究会のHPを参照しています。

*****以下、14.05.04 の記事の(一部修正)転載です。********
内容量400gのBLACKコーヒー 無糖の缶を使用。ラジアル長を切り詰めて
SWR調整。 430~436MHzの範囲以内で1.1以下になりました。


(2)工程
(a)キャップ裏面のパッキンは剥がします。缶口とキャップとのねじ部など紙ヤスリ
  で磨いてアルミ素地を露出させます。(キャップを締めた時に缶と導通する様に)
b くちがね

(b)5円玉くらいの大きさのワッシャ、MP-5、φ4黄銅パイプにプリント板スペーサを
  差し込み、 を配置し、各部品の位置をセロテープ等で保持して、半田付け。
d Mこね加工
 注)持ち運びの利便の為にラジアルを分離/連結する様にしています。余計な事です。
本来はこの工程で、25cmほどのラジアルをワッシャに半田付けすれば用が足ります。
尚、ラジアルは缶に対して、水平よりも僅かに下向きになるのが良い様です。

(c)缶底の中心にφ3.5の穴開け、穴の周囲φ30程度を紙ヤスリで磨いて塗装を剥離。
  缶底を2枚のワッシャで夾む様にM3*50mmのねじとナットで強く締めて固定。
  (缶底とワッシャとの接触箇所に導電コンパウンドを塗布)
  M3ねじの根本付近にセロテープを巻き付け(絶縁用です)

ワッシャを付けたM3*50mmのねじを、缶底のφ3.5の穴に挿通するのが
この工程で一番手こずる処。 マグネット付きドライバーでねじを保持して
缶内部に照明を当て、φ3.5の穴から缶内を覗いて、、、。マグレ中りで1回で
成功した事もありましたが、通常 私は6~7回のトライでやっとこ、、。

工程(b)のφ4黄銅パイプの位置に合わせて、缶底の側面からφ3穴4個開け。
e 缶底1
  注)グローバルアンテナ研究会のオリジナルでは、ワッシャの上に厚さ5mmほどの
ドーナツ状の絶縁物の中心穴を、ねじに挿通して重ねます。

(d)写真左:Mコネクタ中心ピンにM3*50ネジを挿通。φ4黄銅パイプの先端付近に
  セロテープを3~4回巻き付けて絶縁し、木綿糸+瞬間接着剤で固定
  写真右:Mコネクタ中心ピンとM3*50ネジを半田付け。木綿糸をエポキシ接着剤で
  コーティング。φ3穴を1個開ける(気温変化による缶の潰れ防止の為の空気穴です)
f 缶底2
注)グローバルアンテナ研究会のオリジナル設計ではM3ではなく、M4の長ネジを使用し、
  Mコネの中心ピンを除去してM4ネジを中心ピンの代替えとしています。

(e)φ3黄銅パイプのラジアルにM3プリント板スペーサを取り付けます。 写真右の
  スペーサは、電子部品などを扱う店で入手したM3とM4で、夫々 F-FとM-F型
  があります。 M3のM-F型のF(雌ねじ)をφ3ドリルでネジ山を削り、ラジアル
  のφ3黄銅パイプを挿入、半田付けしますが、電動ドリルにスペーサを、万力にドリル
  刃を(通常とは逆に)固定して加工すると、φ3穴が垂直に穿孔出来る様です。
g らじすぺ
注)前記の様に、ラジアルを分離/連結するのでなければ、この加工は蛇足です。

(f)缶蓋に導電コンパウンドを塗布し、キツク締めます。ラジアルを取り付けてSWR
  を調整後、ラジアル先端にマップピン(後述)の頭を接着して工程終わりです。
h 収納

(f’)今回の缶テナです。「ラジアルのねじ」を40mm長のM3鉄ねじに変更。
  φ4黄銅パイプで、ラジアルのφ3黄銅パイプと連結しました。
i ぶんかい
  フレンド局の缶テナのラジアルが1本折損。ラジアル根本の黄銅M3プリント
板スペーサの雄ねじが折れていました。走行中にねじが緩み、振動で黄銅ねじが
疲労破断したものと思います。
先週、アイボールの機会に手持ちの(前回のと同じ作り方の)缶テナと交換。
破損した缶テナは別のフレンド局の処に養子に行きました。
そんな事もあって、今回の缶テナを作った。という次第です。

(g)工具、補助材料
  このくらいの長さのドライバーがM3*50mmねじを缶底に挿通、締結するのに必要です。
  出来ればマグネット付きのを。或いはセロテープ等でねじを保持して。
  下の左はアルミ接続用の導電コンパウンド(ペナトロックス)大昔に秋葉原で入手。
  下の右は使用したエポキシ接着剤。粘度が大きく垂れ落ちせず扱い易い。5分で硬化。
j こうぐ

(h)使用部品
  左端のワッシャは、たまたま鉄製のものが売り切れでしたので。ステンレス用フラックス
  を使用して半田付けしました。五円玉くらいの金属板なら なんでも良いのですが。
k ぶぶひん
 右端の\100店のマップピンは針をライターで加熱して抜き、φ3の穴を開けてラジアル
の先端に瞬間接着剤で固定しました。


(3)蛇足
(a)缶テナは1/4λのGPと同等と思われますが、車に取り付けた場合、走行時
  特有の信号強度変化、バサツキが軽減されて、聞き取りやすい変調になる等が
  が特徴の様です。また、1/4λGPにしては、良く飛ぶ。との報告も戴きました。
   (何人かのフレンド局の車に載せて戴いています。(私は無免許、車なし です)

(b)あるフレンド局によると、缶テナを付けたままガソリンスタンドに入ると、
  店員から 「この 空き缶 捨てましょうか?」と訊かれたり、、  或いは
  信号待ちで 対向車や、隣りに来た車からの 奇異の目など。
  奥様から 「私が同乗する際には、 缶テナを 外すように!!」 との
  お達しがあった由。

(c)缶テナを作る事で、アンテナ製作の すらんぷ から抜けられるんじゃないか?
  と思ったが、 どうも  そんな感じ しない。   まあいい  昼寝でも。
  ---以上は、前回('14.05.04)の缶テナの記事の記載です。 制作失敗が続くと
   缶テナを作る習性がある様で、また近いうちに缶テナを作りそうな気が。--
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