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アマチュア無線局 7M2MZO

430FMで低山ハイキングを兼ねた移動運用を楽しんでいます。

430MHz用缶テナ

(1)はじめに
缶テナはグローバルアンテナ研究会が開発したアンテナです。
ビール缶を放射器とし、下部にラジアル4本を取付け。 
モービルに使用すると、走行中の変調のパサつきが無く良好でした。

私は、酒は人類の敵。百悪の長と思っており、ビール缶は親のカタキ。
コーヒーのボトル缶で作成しました。('14.05.04「缶テナ」及び
'17.10.17「缶缶テナ」の記事)より下図を抜粋。
a かんてな

b 缶底1


(2)さてさて
 気温34℃の日に、ついつい、遊歩道の自販機で炭酸飲料を購入。
 ¥110のBIG缶。プルトップを残したまま飲み終えて缶を持ち帰りました。
 缶の寸法はφ60*165mm。缶を洗ってプルトップをそっと戻して、、、
bb とぷ


(3)作りました。 ビョーキです。
h ああん
  ラジアルを、缶中心からの長さで198mmまで切り詰めて
  SWRは430〜440MHzの範囲内で1.2(一定)
  SWRがすっきりと下がりませんでしたが、実用には充分でしょう。


(4)制作内容
(a)まずは缶底に垂直にM3ねじを立てます
d ねじ
缶底の塗装を紙ヤスリで剥がし、缶底中央にM3*40ねじを挿通するための
φ3.2の穴を開けました。φ3.2穴を中心に十字状にNTカッターで長さ10mm程度の
切れ目を入れ、缶底をまくり上げて、上の写真のM3ワッシャ及びφ16ワッシャを缶内へ。
缶底を戻して、φ24ワッシャ及びM3ワッシャで押えM3ナットできつく締め上げます。

(b)コネクタ、ラジアルの設置
 ラジアル受けはM3・Fスペーサの片端から全長の約半分までM3ドリルで浚い、
 φ3黄銅パイプを挿入&半田付けしたものです。M3・Fスペーサの付近は缶底との
 絶縁のためにセロテープを巻きました。
 φ24ワッシャの中央にMコネクタを立て、その周囲に十字状にラジアル受けを配置して
 両者を半田付けでφ24ワッシャに固定します
e きゅ

(c)コネクタ、ラジアルを缶底へ取付け
  缶底の周囲に4箇所φ3の貫通孔を缶底に水平に開けました。
  (b)のコネクタ、ラジアルサポートのMコネクタの中心導体パイプ内を
  缶底に立てたM3*40mmねじが挿通する様に取付け、4箇所の貫通孔
  を介して「木綿糸+瞬間接着剤」で固定。
f QQ
  「木綿糸+瞬接着剤」をエポキシ接着剤で補強。M3*40mmねじ先端を
  Mコネクタ中心導体パイプに半田付け。ラジアルサポートはセロテープで
  缶底とは絶縁されており、以上で、Mコネクタの中心導体は缶と接続。
  ラジアルサポートはMコネクタの外部導体と接続されました。

(d)ラジアル
 M3 M・FスペーサのF側をφ3ドリルで浚い、φ3黄銅パイプを挿入、半田付け。
 M3 M・FスペーサのM側を前記のラジアルサポートにねじ込み固定します。
g らじある

 (e)出来上がり
 ラジアルを切り詰めてSWR調整を行い、ラジアル先端にマップピンの頭を取り付け。
c ぶん


(5)蛇足
(a) グローバルアンテナ研究会の缶テナはプルトップを除去した穴を利用して
   Mコネクタ、ラジアルを取り付けますので、ビール缶は倒立ですが、
   容易に作れると思います
   今回は、(コーヒーのボトル缶も)缶を正立の状態にしたくて、余計な事を
   しています。アンテナとしての実用上の意味はありません。
   尚、コーヒーのボトル缶は飲み口から、長いドライバの先にM3ねじ、
   ワッシャを載せて、そーっとM3ねじを缶底のφ3.2穴に挿通して、、、。

(b)缶を完全密封状態に作って、外気温の変化で缶体が凹んだ事がありました。   
  小さな空気穴をどこかに設けると良いです。  
  (今回のは、プルトップが密封状態ではありません)、 

(c)ラジアルを分解可能にしたのは、ザックを背負っての移動運用のためです。
  缶のつぶれ防止のために、ザックの外にブラ下げての移動ですが、邪魔です。

(d)しばらく前から、缶テナを搭載した車を見かけなくなりました。
  
  

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