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アマチュア無線局 7M2MZO

430FMで低山ハイキングを兼ねた移動運用を楽しんでいます。

続、430MHz用 7エレHB9CV

(1) はじめに
  英文のHP( http://www.qsl.net/oh4jzj/hb9cv5.htm )の記事を参照して、HB9CVに反射器を追加し、7エレのHB9CVを作ってみました。(’09.08.29当ブログの記事参照)

 HB9CVに反射器を追加したほうが、導波器の追加よりも、効率良く?利得が大きくなる様でした。今回は更に、前回の7エレHB9CVに反射器、導波器を追加して様子を見ました。

(2) 製作内容
  前回作った7エレHB9CVの寸法図です。放射器Ra1及びRa2は、各々中央部で分割して(4mmの絶縁間隔を開けて)おり4本のエレメントトをクロス接続する給電方法です。
Ra1の中央部(クロス接続箇所)にBNCコネクタを取り付けて、直接給電しています。
放射器Ra,1,2はφ4黄銅パイプで、プリント基板用の黄銅スペーサを利用して組み付けています。導波器、反射器はφ4アルミパイプで、、ブームに半田固定したφ5黄銅パイプに挿通して保持しています。
7-hb9cv_20090905103021.jpg

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以下の(製作A,B,C)は、いずれも、前回作った7エレHB9CVに、着脱可能に、追加エレメントを付加しました。 
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(製作A)――反射器Reを2本追加
7エレHB9CV+2

  上図の右側が追加したReの配置(平面図)で、最初の図の7エレHB9CVの反射器Reの両側に90mm離れ、Ra2からは68mmの距離に2本の追加Reを配置しました。
実際には下の写真のように、アクリル板に3本のプラスチックパイプを接着した”追加Reの保持板”を元からあるReの保持パイプ(φ5黄銅パイプ)に着脱可能に取り付けて追加Reを保持しました。
2 追加Re部

製作Aの全体の写真です。
7+Re3.jpg


(製作B)――導波器Dを2本追加
  下の寸法図の青色で示した2本の導波器と、継ぎ足しのブームをセロテープによる仮固定で追加しました。

9エレHB9CV


(製作C)――製作AとBの複合です。反射器と導波器を各2本追加。



(3) 簡易電界強度計での比較
  いつもの簡易電界強度計での比較です。 
     (距離2.5m 出力50mWでの電流計の読み取り値)
対照用の6エレダブルバズーカ八木    22μA(ブーム長 720mm)
前回作った元の7エレHB9CV      20μA(ブーム長 720mm)
製作A-Reを2本追加      27μA(ブーム長 720mm)
製作B-Dを2本追加       25μA(ブーム長 1020mm)
製作C-Re,D各2本追加     29μA(ブーム長 1020mm)

 以上の様に、やはり導波器よりも反射器を追加したほうが、簡易電界強度計の電流計の振れは大きくなりました。尚、電流計の振れが前回の記事(’09.08.29)よりも大幅に小さくなっていますが、簡易電界強度計の設置状態を、前回以降に変えた為と思われます。

HB9CVのSWRは、上記のいずれも、420MHz~441MHzの範囲内で1.1以下でした。


(4) その他
(a)反射器の追加でアンテナの後方への放射が前方に反射されて送信は良くなる。その反面、受信の場合には、アンテナの後方から来る電波は遮蔽される?実際の移動運用での使い勝手には、どう効いてくるのかな? 普段行っている低山ハイキング兼の移動運用では、利得が大きくてもビームが切れすぎるアンテナは、かえって使いにくい事があります。

移動運用の際に、元の7エレHB9CVに追加Reの保持板を取り付けておき、2本の追加Reを付けたり外したりして、遊んでみたいと思います。

(b)エレメントの数は2で同じですが、反射器を拡充する方が、導波器の追加よりも効果がある様です。ハイキング兼の移動用のアンテナとしては、反射器追加でブーム長が伸びないのは良いのですが、一方では、追加Reの保持板が必要です。移動先での組立/分解の手間や、運搬時のアンテナの容積、重量の点では、導波器追加の方が僅かに良いかも。

(c)放物線に沿って曲げた金網を反射器にすると、もっとオモシロイ?

(d)八木アンテナの反射器を廃止し、放射器に対して前後対称に導波器を設けると、、、、?
前後だけでなく、左右にも導波器の列を設けると?  

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コメント


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FMのアンテナで同じようなものが・・・

HB9CVに反射器を追加したアンテナ興味深く拝見しました。昨日、ふと近所のお宅の屋根を見ると10エレメントのFMアンテナが上がっていました。これを良く見ると第8、第9エレメントが折り返しダイポールになっており第10エレメントが反射器になっているようでした。二本の折り返しダイポールエレメントは当然位相給電されていると思われますので、貴局のHB9CVアンテナと同じ動作原理によるものと思います。プロ製のものには有るのに日本のアマチュアの製作記事に反射器付きのHB9CVアンテナが無いのは不思議ですね。ちなみに、これはマスプロ電工のFM10というアンテナのようです。

JA2BZT/1 | URL | 2009年09月08日(Tue)11:35 [EDIT]


Re: FMのアンテナで同じようなものが・・・

 私も、HB9CVは反射器の無い(或いは不要の)アンテナと思いこんでおりました。参照した英文HPの記事に半信半疑で作って見たのですが、びっくり。 ”素人の何でもやってみよう!!” を忘れていた気がします。  でも、 もしかしたら、ZLスペシャルも?とか 「素人はすぐそれだから」を 実践しようかと。   

 ところで、ガンママッチ風でないクロス給電ですが、ミニマルチ製のHF帯のアンテナが Uバランが付いていますが、やはりクロス給電であることに、気が付きました。 ”素人の不勉強” です。

7M2MZO | URL | 2009年09月09日(Wed)07:02 [EDIT]