
(1)はじめに
ブーム長短めのエレメント径φ4の7エレ八木(’15.03.04の記事)
参照HPは http://www.qsl.net/dk7zb/PVC-Yagis/7-Ele-70cm.htm
このエレメント径をφ2としてMMANAデータを作成

ブーム長は1059mmで、その割には高利得です。
久しぶりに良いデータが出来たと喜んで作ったらSWR下がらず。
くやしいのでもう一度作りましたがやはりSWR下がらず。
データを少し修正して三度目の正直を狙いましたが同じく。
エレメント径φ4の元データからもう一度φ2エレメントの
MMANAデータを作り直した計算値を下に示します

最適化など同じように行ったつもりですが、ブーム長は1040mm
利得はかなり小さくなりました。それでも作ってみる事にしました。
(2)移動運用に行けず、実にヒマなのです。

エレメントはφ2アルミ線。ブームはφ5アルミパイプ
自重による撓み補正のためブームを曲げています。

D1の移動で調整して433.0MHzのSWRは1.0付近インピーダンス55Ω
SWR1.1以下の範囲は423.0MHz(55Ω)〜435.0MHz(66Ω)
以上はフレンド局から戴いたアンテナアナライザCAA500の測定値です。
古いクラニシのBR400では426.3〜433.9MHzの範囲内でSWR1.1以下。
簡易電界強度計 距離2m 出力1Wで3.6μA(計算利得:12.97Bi)
7エレ八木(’20.08.08の記事)は4.0μA(計算利得:13.13Biブーム長1176mm)
3)蛇足
(a)今回のと、3度もSWRが下がらなかったのと、エレメントの配置や
エレメント長はよく似ています。MMANAデータのエレメント長、
配置を手動で変更してSWRの変化(悪化)の程度を比較しましたが、
ほぼ同じです。くやしいが私にはデータの善し悪しの見分けが出来ません
(b)MMANAのデータ
計算値 (再掲)

パターン

定義

(4)製作内容(いつもと同じです)
給電部
放射器Raは7*160mmの矩形です。長辺中央の2mmの間隔で対向する
端部にφ3黄銅パイプを圧着してBNCを半田付け。
スリ割りを入れたφ7樹脂パイプに羽根状に接着した樹脂板にエレメントを
接着し(木綿糸+瞬間接着剤)で固定後木工ボンドで補強

放射器のブームへの取り付け、
放射器Raのφ7樹脂パイプスリ割りあり)の弾性を利用して
ブームにパチンと嵌めこみ。ブーム側にはφ7樹脂パイプを
取り付けて待ちうけ及び位置決めします。

導波器のブームへの取り付け(
導波器D1エレメントの中央に4mm長のφ4樹脂パイプを位置決め用に接着。
ブームに(木綿糸+瞬間接着剤+木工ボンド)で固定した20mm長のφ4
樹脂パイプに挿入、支持します。反射器も同じ支持方法です。

ブームの連結
3割したブームは、φ4樹脂パイプ(φ2黄銅線を挿通して補強)を介して連結。
φ4樹脂パイプの全長は50mm。突き出し長さを30mmとして一方のブームに固定。
ブームの突合せ箇所はパイプ径の1/2まで長さ5mm、ヤスリで現物合せで削ります。

写真用三脚への取り付け
ブームに、φ7樹脂パイプを介して、{樹脂版にM3ナットと2-φ3.2穴を
設け共、M3ナットを焼き嵌め固定し、M3ローレットねじを取り付け。
写真用三脚の側は6ステンレスパイプの一端にミニステー金具を取り付け。
ミニステー金具には治具のφ3穴に対応する2本のφ3黄銅パイプを立て、
又ローレットねじに対応する切欠き加工を行っています。
φ6ステンレスパイプのミニステー金具の反対側の端部には、写真用三脚の
雲台ネジに合致する1/4Wナットを取り付けています

分解/収納状態(重量57g うちエレメント:28 ブーム:29g)

ブーム長短めのエレメント径φ4の7エレ八木(’15.03.04の記事)
参照HPは http://www.qsl.net/dk7zb/PVC-Yagis/7-Ele-70cm.htm
このエレメント径をφ2としてMMANAデータを作成

ブーム長は1059mmで、その割には高利得です。
久しぶりに良いデータが出来たと喜んで作ったらSWR下がらず。
くやしいのでもう一度作りましたがやはりSWR下がらず。
データを少し修正して三度目の正直を狙いましたが同じく。
エレメント径φ4の元データからもう一度φ2エレメントの
MMANAデータを作り直した計算値を下に示します

最適化など同じように行ったつもりですが、ブーム長は1040mm
利得はかなり小さくなりました。それでも作ってみる事にしました。
(2)移動運用に行けず、実にヒマなのです。

エレメントはφ2アルミ線。ブームはφ5アルミパイプ
自重による撓み補正のためブームを曲げています。

D1の移動で調整して433.0MHzのSWRは1.0付近インピーダンス55Ω
SWR1.1以下の範囲は423.0MHz(55Ω)〜435.0MHz(66Ω)
以上はフレンド局から戴いたアンテナアナライザCAA500の測定値です。
古いクラニシのBR400では426.3〜433.9MHzの範囲内でSWR1.1以下。
簡易電界強度計 距離2m 出力1Wで3.6μA(計算利得:12.97Bi)
7エレ八木(’20.08.08の記事)は4.0μA(計算利得:13.13Biブーム長1176mm)
3)蛇足
(a)今回のと、3度もSWRが下がらなかったのと、エレメントの配置や
エレメント長はよく似ています。MMANAデータのエレメント長、
配置を手動で変更してSWRの変化(悪化)の程度を比較しましたが、
ほぼ同じです。くやしいが私にはデータの善し悪しの見分けが出来ません
(b)MMANAのデータ
計算値 (再掲)

パターン

定義

(4)製作内容(いつもと同じです)
給電部
放射器Raは7*160mmの矩形です。長辺中央の2mmの間隔で対向する
端部にφ3黄銅パイプを圧着してBNCを半田付け。
スリ割りを入れたφ7樹脂パイプに羽根状に接着した樹脂板にエレメントを
接着し(木綿糸+瞬間接着剤)で固定後木工ボンドで補強

放射器のブームへの取り付け、
放射器Raのφ7樹脂パイプスリ割りあり)の弾性を利用して
ブームにパチンと嵌めこみ。ブーム側にはφ7樹脂パイプを
取り付けて待ちうけ及び位置決めします。

導波器のブームへの取り付け(
導波器D1エレメントの中央に4mm長のφ4樹脂パイプを位置決め用に接着。
ブームに(木綿糸+瞬間接着剤+木工ボンド)で固定した20mm長のφ4
樹脂パイプに挿入、支持します。反射器も同じ支持方法です。

ブームの連結
3割したブームは、φ4樹脂パイプ(φ2黄銅線を挿通して補強)を介して連結。
φ4樹脂パイプの全長は50mm。突き出し長さを30mmとして一方のブームに固定。
ブームの突合せ箇所はパイプ径の1/2まで長さ5mm、ヤスリで現物合せで削ります。

写真用三脚への取り付け
ブームに、φ7樹脂パイプを介して、{樹脂版にM3ナットと2-φ3.2穴を
設け共、M3ナットを焼き嵌め固定し、M3ローレットねじを取り付け。
写真用三脚の側は6ステンレスパイプの一端にミニステー金具を取り付け。
ミニステー金具には治具のφ3穴に対応する2本のφ3黄銅パイプを立て、
又ローレットねじに対応する切欠き加工を行っています。
φ6ステンレスパイプのミニステー金具の反対側の端部には、写真用三脚の
雲台ネジに合致する1/4Wナットを取り付けています

分解/収納状態(重量57g うちエレメント:28 ブーム:29g)



