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アマチュア無線局 7M2MZO

430FMで低山ハイキングを兼ねた移動運用を楽しんでいます。

430MHz用7エレFD八木

(1)はじめに

前回(‘22.10.09)のFD(折り返しダイポール)はFDの折り返し方向が
ブームに平行でした。このMMANAデータをブームに直角方向への折り
返しFDに変更しました


(2)Φ6アルミパイプのブームは自重による撓み補正のため曲げました。
a あ
 Raエレメントはφ2銅棒 Re及びDエレメントはΦ2アルミ棒
b す
フレンド局に譲って頂いたCAA-500で、433.0MHzでSWRが最低値となるように
又、インピーダンスが50Ωとなるように調整しています。
MMANAのデータからD1及びD2を移動して調整、CAA-500での測定値は
430.6MHz:SWR1.1:50Ω 433.0MHz:SWR1.0:50Ω 434.8MHz:SWR1.1:45Ω 
手持ちのCAA-400では SWRは430.9〜434.2Hzの範囲内で1.1以下。
いつもの簡易電界強度計出力1mW ,距離2mで4.8mAでした

D1,D2を13及び18mm移動してMMANAの計算値はかなり悪化
するはずですが、SWRの範囲は広く、利得もあるようです。


(3)MMANAのデータ
         計算値
c け

         放射パターン
d ぱ

         定義
e て


(4)製作内容(いつもと同じです)
        給電部
スリ割りを入れたΦ8樹脂パイプに翼状に接着した3mm厚樹脂板の両端に2mm厚
樹脂板を立て、Φ2銅棒のエレメントを木綿糸+瞬間接着剤&木工ボンドで固定。
f らら

  放射器のブームへの取り付け
Φ6アルミパイプのブームにΦ8樹脂パイプを待ち受け固定。 給電部のΦ8
樹脂パイプの弾性を利用して ぱちん と嵌めこみます
g ら

    反射器、導波器の取り付け
φ4*20mm長の樹脂パイプをブームに「木綿糸+瞬間接着剤」で待ち受け固定。
エレメント長中央から10mmにΦ4樹脂パイプ接着して待ち受けパイプに挿入
h で

       ブームの連結
ブームは3分割とし、Φ5アルミパイプ(肉厚1mm)を介して連結
i れ

三脚の雲台への支持
ブームにM2ねじで、M3ナット、ローレットねじ取り付けたミニステーを固定。
Φ3黄銅パイプを半田付けし、切り込みを入れた三脚側のミニステー金具に取り付け。
Φ6ステンレスパイプの写真に写っていない胆部には三脚雲台ねじに合う1/4wナット
が取り付けられています。この治具についての追加説明が必要でしたら、
カテゴリー「無線関連」のアンテナ支持(‘15.01.30の記事)をご参照ください
k し

     分解収納状態(重量84g うちエレメント45g ブーム39)
l ぶ

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